台風21号が発生 もし師走に日本(小笠原諸島)へ接近すれば17年ぶり
台風21号が発生
グアム島近海に発生していた低圧部が、きのう29日(月)午前9時に熱帯低気圧に変わり、その熱帯低気圧がきょう30日(火)午前9時に台風へ変わりました。
10月下旬に発生した台風20号に次ぐ、台風21号の発生です。
もし11月に台風が1個も発生しなければ、2011年以来10年ぶりとなるところでしたが、11月最終日、ギリギリのタイミングで発生しました。
台風21号は今後、海水温が30度近いフィリピンの東海上で徐々に発達しながら西寄りに進み、次第に北から北東方向へ進路を変え、今週12月3日(金)頃には、暴風域を持つ台風として、北緯20度付近に到達する見込みです。
その後、週末の4日(土)から5日(日)にかけて、海水温が次第に下がることや北から乾いた空気を巻き込むなどして、徐々に衰弱しながらも小笠原諸島の南海上に進む見込みです。
予報円の真ん中を進むと、小笠原諸島の父島からは500キロ以上離れた位置に進みますが、もし予報円の北寄りを進み、台風のまま父島から300キロ以内に近づけば、日本への接近台風となり、師走に台風が小笠原諸島や沖縄を含む日本へ接近するのは2004年以来17年ぶりとなるため、今後の注目点だとも言えそうです。
師走に接近した台風は過去6個
上図が師走に日本へ接近した台風で、1951年以降、6個あります。
そのいずれもが沖縄や小笠原諸島への接近ですが、2003年台風21号と1960年台風26号は、関東の南東海上を通過するなど、進路だけをみると、まるで10月の秋台風のようなコースをたどりました。
きょう発生した台風21号は、今のところ、小笠原近海に達した後は、衰弱に向かいそうで、北緯30度付近まで台風で北上するような計算はほとんどありません。