【宗像市】格調高い菊花の祭典「西日本菊花大会」宗像大社で今月22日まで開催!優雅な香りに包まれて♬
2023年11月1日(水)から22日(水)の期間「第53回 西日本菊花大会」が宗像大社で開催されています。
西日本では最大級といわれる菊花展で、九州、山口の菊愛好家が丹精こめて育てたさまざまな菊が、境内に展示されています。
「この大会は昭和46年に第1回が開催されてから、一度も中断するとなく続けられています」と宗像大社の権禰宜(ごんねぎ)吉武さんは教えてくださいました。
菊を愛する人たちが、長年にわたり「西日本菊花大会」の開催に尽力し継続してこられた努力の瞬間を、心ゆくまで鑑賞します。
◇秋のよき日の宗像大社
「西日本菊花大会」会場に到着すると、神前で結婚式がとり行われているところでした。
たくさんの人がその様子に見とれているようです。
この日は七五三参りにおとずれる人も多く、着飾ったかわいい子どもたちの姿をあちこちで見かけました。
◇第53回 西日本菊花大会
手水舎(てみずや)のおくに「盆栽」が並べられています。
大会の競技では大輪・盆栽・懸崖(けんがい)・特作などといった部門に分かれて審査されるそうです。
玄海小中学校の生徒たちが、心をこめて育てた菊も会場にかざられていました。
凛とした花すがたの菊花は、どれも気品ある高貴なたたずまいを見せています。
◇各賞受賞した菊花
堂々とした姿が圧巻です。
菊にさまざまな種類があることを知り、観賞のしかたが新たになります。
どの作品も優劣つけがたく、技術の高さと菊への思いの強さに、ただただ敬服するばかりでした。
神門前に奉納されたハート形の真っ赤な菊は、ブロンズの狛犬も喜んでいるようで、なんとも気持ちがなごみます。
◇菊の販売も
会場では毎年「菊」の販売も行われていて、今年も多くの人が買いもとめているようです。
毎年この時期販売所で働くというスタッフは、今年は外国人観光客がおおく、盆栽を買って持ちかえる人もいて関心のたかさを感じる、と話してくれました。
この日は陽ざしがすくなく、秋の深まりをはだで感じる日となりましたが、宗像大社境内には年に一度の菊花大会を楽しみにする大勢の人がおとずれていました。
古来より菊は繁栄と幸福を呼ぶ花として愛され、高貴をイメージさせます。
今月22日(水)まで開催されている「西日本菊花大会」に足を運んで、心なごむ観菊のひとときを宗像大社で過ごしてみてはいかがでしょうか。
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(媒体名)YAHOO!JAPANニュース
◆西日本菊花大会について
会場/宗像大社
所在地/〒811ー3505 宗像市田島2331
開催期間/2023年11月1日(水)~22日(水)
開催時間/9:00~17:00
問い合わせ/宗像大社(TEL 0940-62ー1311)