西村大臣と医療の現場から、医療崩壊を防ぐための年末年始の過ごし方についてのお願い
東京都内の新型コロナの新規報告数は連日「曜日ごとの最多」を2週間以上更新しており、最悪の状況のまま年末年始に突入してしまいました。
全国で病床が逼迫しており、その影響で救える命が救えなくなってきています。
全国で本来提供できる医療が提供できなくなっている
兵庫県、埼玉県、東京都など、すでに本来提供できる医療が提供できなくなっています。
報道でも、医療現場の危機的状況が伝えられています。
兵庫県
埼玉県
東京都
これはすでに現実に起こっていることです。
実際に年末年始の全国の医療現場は悲惨なことになっています。
このまま感染者が増加し続ければ、医療崩壊はさらに加速します。
2週間後の感染者を減らすためには
現在の新規感染者数を減らすことはできません。
すでに感染している人はこれから発症し、そして一定の割合で重症者が出ます。
今私たちができるのは、2週間後の感染者を減らすことです。
感染は人と人とが接することによって広がりますので、いかに人との接触を減らすかが重要になります。
北海道では、新規感染者数が減少しており、一足早く感染がコントロールされつつあります。
これは、飲食店などの営業時間の短縮などにより、人出が大きく減少したことによります。
一方、東京は飲食店の営業時間短縮要請が出た後も、人出が減ることはなく、新規感染者数も増加の一途を辿っています。
人と人との接触を減らさない限りは、この新型コロナを減らすことはできません。
北海道や大阪府は、緊急事態宣言などの強力な介入なしに患者を減少傾向に転じさせることができました。
東京やその他の都道府県でも不可能ではないはずです。
年末年始は同居の家族と静かに過ごそう
この度、西村新型コロナ対策担当大臣よりお声がけいただき、年末年始の過ごし方について共同メッセージを出させていただきました。
特にこの年末年始は、
・帰省・初詣・忘年会・新年会・成人式などのイベントはオンラインで済ます
・できる限り外出を控える
など、人との接触を減らし、
・屋内ではマスクを装着する
・3密を避ける
・こまめに手洗いをする
といった基本的な感染対策を遵守するようにしましょう。
感染症は人から人へとうつっていきます。
自分自身の感染対策は、あなたの大事な人を守ることにも繋がります。