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子どものケンカ対応方法3ステップ

さっこせんせい子育てママ応援隊

こんにちは!

保育歴11年&2児のママ、さっこせんせいです!

子育って上手くいかないことばかりですよね。。。

子育てのポイントを理解するだけで、

驚くほど子どもの反応や行動が変わり、ママのイライラも軽減します!!

今回ご紹介したい子育てのポイントは

ズバリ、子どもの「ケンカ」についてです!

子どもがケンカをすることは必要!

子どもはケンカを通してたくさんのことを学びます。

・力加減
・相手の気持ちを知れる
・自分の気持ちと向き合える
・心や体の痛みを経験できる

ケンカをせずに育った子どもは力加減や相手の気持ちを知らずに育ち、大きくなった時にいきなり相手にケガをさせてしまう可能性があります。ケンカは子どもの成長にとって大事な経験になるんです!

だけど正直、子どものケンカって面倒くさいですよね(笑)

「また、はじまった。。。」

「ここからなかなか泣き止まないんだよなぁ」

なんて考えてうんざりしちゃいますよね。

でも実は子どものケンカ、親は『見守るだけでいい』んです!親が止めに入ることをわかっていると子どものケンカはエスカレートします。子どもたちだけで解決しなければならないとなると、自分たちで解決できる範囲でのケンカにしようとします。

つまり子どものケンカが始まっても、親はすぐに口を出さず見守るようにしましょう。

しかし、噛みつきやケガなどの危険性がある場合はすぐに止めに入ってください。

ケンカになった時は、

・噛まない・物を投げない・傷つく言葉を言わないetc.

と、はじめにルールを決めておくのも大切ですね!

基本は『見守る』ことが大切ですが、

まだ小さい子どもたちにとってはケンカは難しい経験でもありますよね。親としてどのように対応したらいいのか、わかりやすく3ステップ+1ポイントでご紹介します!

子どものケンカ対応方法

まずはよくやってしまいがちな残念な3ステップです。

①親がケンカの状況把握をする
②親がどちらが悪いか判断する
③謝らせる

子どものケンカの現場を見ると、だいたいどちらが悪いのかが瞬時にわかってしまったりするんですよね。そして悪い方に謝らせる。

これがよくあるケンカ対応の流れだと思います。私も以前はそうでした。しかし、ケンカをしたときに大事なのは、どちらが悪いのかをハッキリさせることでも、しっかり謝らせることでもないんです。

ケンカで一番大切なことは

その時のお互いの気持ちを一緒に確認することなんです。

それを意識した子どものケンカ対応方法を「3ステップ+1」でお伝えします!

①まず何が起きたのかを聞く
②その時のお互いの気持ちを聞く
③どうすればお互いに良い気持ちになれるか考える

それではひとつずつ詳しく説明していきますね!

①まず何が起きたのかを聞く

親が状況を判断するのではなく、必ず子どもに状況を聞きましょう。例えばパッと見ただけでは叩いた方が悪いように見えても、話を聞いてみると叩かれて泣いている方が先に手を出していたりすることもあります。

実際は、どちらも悪かったというケースや気持ちのすれ違いのケースが子どものケンカには多いんです。

ですから、まずは正しい状況を子どもから聞いて把握しましょう。

②その時のお互いの気持ちを聞く

子どもたちは「相手の立場になって考える」ということがまだできません。ケンカした時は自分の気持ちがすべてです。

そこで親がお互いの気持ちを聞いてあげることで、初めて相手の想いを知ることができるのです。

「どうして叩いたの?」→「貸してくれなくて嫌だった」

「どうして貸さなかったの?」→「まだ使いたかった」

「叩かれてどんな気持ちだった?」→「悲しかった」

というように、お互いの気持ちがわかるような問いかけをしてあげましょう。相手の気持ちがわかると『悪いことをしたな』という気持ちになれます。すると自然と「ごめんね」の言葉が出てきたりします。

③どうしたらお互いに良い気持ちになれるかを考える

最後は

・どうしたらお互いに楽しく過ごせるのか

・どうすればお互いに良い気持ちでいられたのか

を考えます。

謝って終わるパターンは、どちらかが不満をもったまま終わるケースが多いのですが、この方法だとどちらも気持ちよくケンカを終わらせることができ、すぐに仲直りできるケースがほとんどです!!

おもちゃを貸してくれなかったことが原因で起きたケンカだとしたら、「終わったら貸してあげる」「一緒に使う」などの案が出るかもしれません。

親も一緒に考えますが、まずは子どもたちの意見を聞いてみてくださいね!

ケンカの対応方法3ステップ+1ポイント

ケンカの対応をしているときには、親は落ち着いた声で対応しましょう。

つい大きな声で「だからって叩いたらダメでしょう!」「なんで貸さなかったの!」と言いたくなってしまうのですが、親が大きな声を出している限り、子どもの気持ちは落ち着きませんし、本音を話してくれない可能性もあります。

相手をケガさせたり、危険な行為をした場合は厳しく叱る必要がありますが、それ以外のケンカでしたら子ども同士の成長のためのケンカです。声を荒げて注意する必要は全くありません。

親が落ち着いた声で淡々と状況を聞き、お互いの気持ちを聞いてあげると、子どもたちも落ち着いて話してくれますよ!

今日のまとめ!

どっちが悪いのかをハッキリさせるケンカの対応方法では子どもは必死に言い訳したり、自分を守ろうとしますが、お互いの気持ちを親に聞いてもらえると、素直に自分の非を認められたり、相手の気持ちを知ることで「申し訳ない」という気持ちを自然と感じられるようになります。

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