【猫の換毛期対策】秋の始まりは猫の換毛期の始まり。みんなが悩む猫の抜け毛対策とは?
春と秋、年2回訪れる猫の換毛期。猫と一緒に暮らしている人にとって悩ましい時期になります。どんなに対策をとっても猫の毛を『ゼロ』にすることはできません。しかし、対策をとっていくらかでも減らすことができれば、私たちや猫にとっても煩わしい時期の負担軽減になるでしょう。
抜ける前の対策
ブラッシング
一般的によく知られているのは、ブラッシングです。他にいい対策はないかと探してみても、結局はブラッシングにいきつきます。
ブラッシングの効果
1|グルーミングでの毛玉嘔吐・詰まりの軽減
いつもはあまり毛玉を吐かない猫でも、換毛期になるとグルーミングで飲み込んでしまう量も増え、吐く回数も増えてしまいます。ブラッシングで飲み込んでしまう毛の量を軽減することができます。
2|美しい毛並みの維持
毛の生え変わりで古くなった毛やほこりなどを除去することで、毛並みを綺麗に整えることができます。皮脂の分泌も良くなり、艶やかな毛を保つことができます。
3|健康促進
ブラッシングは適度なマッサージ効果もあります。血行が促進され、健康の維持にも繋がります。
4|掃除の軽減
床に抜け落ちてしまう毛を減らすことで、掃除の回数も軽減されます。掃除機をかけてもすぐ毛まみれになってしまう状況も減るかもしれません。
ブラッシングの必要性がわかっていても、ブラッシングが苦手な猫も少なくありません。ブラッシングに慣れるように試す方法を紹介します。
ブラッシングに慣れる方法
1|手で撫でる延長で
いきなりブラシを持って近づいても、いつもと違う雰囲気を察してうまくいきません。いつものように手でなでるときに、たまにブラシで撫でてみます。手とブラシで交互に撫でて試してみましょう。
2|数日おきに試す
今までブラッシングの習慣が無かった猫にとっては、毎日ブラシで撫でられることにストレスを感じてしまうかもしれません。間隔を空けながら慣らしていくようにしましょう。
3|いろんなブラシタイプを試す
スタンダードなブラシや手ぶくろタイプのものなど種類は豊富です。昔ながらのたわしを代用してもいいかもしれません。猫が気持ちよいと感じるブラシを探してみるのもひとつの方法です。
抜けた後の対策
抜け落ちてしまった後は、掃除するほか手段はありません。掃除機やコロコロをしても取りきれない猫の毛。簡単でスッキリ、掃除が気持ちいいアイテムを紹介します。
ゴム手ぶくろ
お皿洗いのときなどに使用するゴム手袋が猫の毛の掃除の救世主になります。両手にはめてキャットタワーや猫のベッド、カーペットやファブリック生地のソファなどをひとなでしてみて下さい。気持ちがいいぐらいごっそり取れます。コロコロでは取りきれない毛もスッキリ取れます。換毛期以外も猫と暮らしている人にとっての必需品になるでしょう。
まとめ
いつも以上に家の中が毛まみれになる、猫の換毛期。私たちにとって苦労の季節ですが、猫たちが快適に暮らせるように工夫しながら楽しんで乗り切りましょう。