あなたはどっち?【大人タイプ、それとも子どもタイプ?】世の中には2種類の人間しかいない。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「大人タイプ、子どもタイプ」というテーマでお話したいと思います。
私は、心理カウンセラーとして、クライアントの生まれつき性格を知るために、キャラ診断をしています。生まれつき性格を知ることは、クライアントを援助する際に、非常に大切な情報であるからです。
次に、キャラ診断(性格判定)において、
「大人タイプ、子どもタイプ」というのは非常に大きな概念です。
世の中には、生まれつき「大人タイプ」と、生まれつき「子どもタイプ」の人がいます。
大人タイプは、生まれてから死ぬまで、ずっと大人タイプです。
子どもタイプは、生まれてから死ぬまで、ずっと子どもタイプです。
生まれつき性格ですから一生変わりませんし、それにいい悪いはありません。
大人タイプは、どんなに人格が幼稚で未熟になっても、やっぱり大人タイプです。
そして、子どもタイプは、どんなに人格が老練して成熟しても、やっぱり子どもタイプです。
よって、生まれつき性格を測る、キャラ診断で判別する大人タイプ・子どもタイプは、世間でいうところの「あの人、大人だよね」「あの人、子どもだよね」という意味とは違います。
大人タイプと子どもタイプ、どこがどう違うのか?
大人タイプは、自分で自分にオッケーが出せます。
自分で自分のことを「いい」と思えます。それが特徴です。
いっぽう、子どもタイプは、自分で自分にオッケーを出し切れません。
自分で自分のことを「いい」と思っても、その思いに自信が持てないからです。
よって、子どもタイプは、人から褒められたい、守られたい、認められたいという気持ちを捨てることが出来ません。人から承認されなければ、自分自身がオッケーにならないからです。いっぽう、大人タイプは、人から褒められなくても、守られなくても、認められなくても生きていけます。人から承認されなくても、自分で自分にオッケーを出せるからです。
こうやって聞くと、大人タイプのほうが優れているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。生まれつき性格にいい悪いはなく、それは、大人タイプであろうと子どもタイプであろうと同じです。
大人タイプは、客観的に見て、どんなに下劣で幼稚で悪人になっていても、自分で自分にオッケーがが出せるのです。どうでしょう? 良くない大人タイプは、非常にタチが悪いと思いませんか?
世の中には、オレオレ詐欺のリーダーという輩がいます。彼らは、自分で自分のことをオッケーだと思っているのです。どんなに人様に迷惑をかけていても、人から非難されていても、自分で自分のことを「いい」と思っているのです。彼らは「騙される奴が悪いのであって、俺は悪くない」と、本気で思っているのです。
客観的に見て、どんなに悪いことをしていようとも、自分のことを「いい」と思って、自分にオッケーを出せる。これが大人タイプの特徴です。
いっぽう、子どもタイプは、人からオッケーと言われないと自分がオッケーにならないので、よほど精神状態が悪くならない限りは、人様に迷惑をかけるようなことはしません。これが子どもタイプの特徴です。
道ばたにタバコの吸殻を捨てるのも大人タイプ、道ばたに落ちている煙草の吸殻をキレイに掃除するのも大人タイプです。大人タイプは、自分で自分のことをいいと思っていて、自分がいいと思うことを率先して行動に移すのです。
そう考えると、大人タイプには、小さい頃からの教育が何よりも大切ですね。大人になってからでは、基本、人の言うことを聞きませんからね。
あなたは如何ですか?
自分で自分にオッケーを出せる大人タイプですか?
それとも、人からオッケーをもらわないと自分に自信が持てない子どもタイプですか?
というわけで、今日は、「大人タイプと子どもタイプ」というテーマでお話しさせて頂きました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。