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意外と知らないたんぱく質を取ろう【その2】。豆腐バーを使って植物性たんぱく質を上手にとろう

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

たんぱく質の種類については【その1】で書かせて頂きました。今回は【その2】ということで摂取が難しそうと思われる植物性たんぱく質の上手な取り方をご紹介します。

植物性たんぱく質の代表と言える食材は「大豆」です。手軽にとれる食品として納豆、豆腐、豆乳などがあります。でも「大豆」を使った食材ってそんなに量を食べられない、そんな方も多いと思います。私も毎食、豆腐や納豆を食べるのは正直、苦痛です。そこでおすすめしたいのはアサヒコさんの「豆腐バー」です。

豆腐といっても柔らかい食感ではなく弾力のある硬さの豆腐で、1本で見た目以上の満足感が得られます。弾力のある硬さが食べ応えにつながりますが、「豆腐」を想像して食べると硬さに驚くと思います。その硬さから「介護食には無理よね」と思うかもしれません。ですが、少しの工夫で食べやすくなるんですよ。使わないのはもったいないです!

「豆腐バー」の特徴は

・絹豆腐の約2.7倍の植物性たんぱく質が摂れる

・サラダチキンよりもしっとりしている

・肉や魚のような繊維質がないので、喉にひっかからない

・細切りやスライスすると食べやすい

・豆腐なのでどんな味付けにも合う→サラダ、冷やし中華のトッピング、豆腐サラダなどにアレンジできる。

・加熱不要で食べられる

・バータイプなので、食事だけでなく間食にも食べやすい

味も様々あり、旨み昆布は飽きのこない味でどの料理にもアレンジしやすい。バジルソルトはサラダや洋風の料理にオススメです。他にも「れんこんと枝豆」「きんぴら大根」「焦がし醤油」と切っただけ1品になるようなものもあるので、冷蔵庫にストックしておくと「あと1品」という時に便利です。

私はスライスして、冷ややっこのように食べたり、カット野菜のサラダにスライスしたものを並べて「かんたん豆腐サラダ」にして食べています。介護メンズは冷やし中華にトッピングしてあるのがお気に入りです。細切りだとかみ切りやすいようです。

普通の豆腐ではあまり日持ちがしませんが「豆腐バー」なら日持ちがするので冷蔵庫にストックしておくと便利です。私も小腹が減ったけど、カロリーが気になるときに「豆腐バー」を食べています。「大豆」なので女性にオススメなイソフラボンが豊富なこと、植物性たんぱく質は飽和脂肪酸が少ないのでコレステロールを抑えられて、罪悪感も少ないですよ。

他にもオススメのスイーツがありますが【その3】で、植物性たんぱく質とおやつについてご紹介します。

※「豆腐バー」の原材料は「大豆」、でアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は摂取には十分気をつけて医師や看護師さんにご相談ください。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や歯科医、訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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