【冬】ルピナスを地植えにしたら予想以上に簡単で豪華に!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/top_1674956559235.jpeg?exp=10800)
こんにちは!
寄せ植えデザイナーの西山です。
今回は、これから春に向けて庭づくり計画をされる方向けに、庭に地植えするとどう成長するかのシリーズをご紹介します。
まずは、昇藤(のぼりふじ)とも言われる色とりどり「ルピナス」です。
植え付けの時期
![3月上旬](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674918491324.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まだ寒さも残りますが、3月の春らしい日差しが増えてきた頃に植え付けます。(関東)
地域によって差はあると思いますが、雪が降る場合は、雪には弱いのでマルチング(ワラやウッドチップ)をしたり、野菜のようにシートとトンネル型支柱で折れないようにカバーすると良いです。
【土壌作り】
固い場合…腐葉土を混ぜて柔らかくし、数日置きます。
石など多い場合…苗の周り直径20cmほどを堀り、市販の培養土で植えましょう。
肥料を加える場合…苗の周り20cmほどの土と一緒に混ぜて「粒状の元肥」を使用しましょう。
植え付けから10日後
![3月中旬](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674955806219.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
順調に株全体が葉っぱが増えたり、花もしっかりと大きく咲いています。
次の蕾も大きくなっていたり、葉っぱの色も濃いグリーンなので、肥料がしっかり乗っている証拠です。
水やりの基本は、根が定着するまでは天気の良い日が続いていたら毎日与えます。
またルピナスは根が定着してくると、水やりは葉っぱが下を向いたり、土の表面が乾燥した時に与えれば大丈夫です。
ただし、下の葉が黄色くなってきた場合は、水の与えるタイミングが少し遅い可能性があるので、もう少し回数を増やすと良いです。
満開の季節
![4月中旬](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674955881725.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![4月中旬](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674955935970.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ルピナスは、花穂の高さが低い種類もあります。
花穂が低い種類は、花の数がたくさん咲く「多花性」の品種ですので、細かくたくさん楽しめますし、草丈もあまり高くならないので、壁にかけるハンギングバスケットに仕立てることもできます。
![多花性のルピナスで作ったハンギングバスケット](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674999608171.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
こちらのルピナスも3月初旬頃からお店で見かけるようになってきます。
ブルーのルピナスは、シルバーリーフのカラーリーフと合わせても春っぽくて良い色合いです。
この他にも、ピンクの濃い色、淡い色、白などがあり、春っぽいパステル調の寄せ植えを作ることができます。
さらに、地植えにした場合、翌年もキレイに咲くことがあります。
1年後のルピナス
![1年後(4月上旬)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yoseuechannel/article/00386156/internal_1674956027506.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
気候や環境、土壌によって成長はそれぞれですが、わりと日当たり良く固すぎない土壌でしたら、簡単に豪華に楽しむことができます。
また、こぼれ種も丈夫でそのままこぼれた種から発芽します。
花後に花を摘まず、マメ科なのでサヤを大きくし、種をこぼしてから茎を剪定すると翌年、たくさんの芽があちこちから出てきます。
スペースがたくさんある方は、ぜひ試してみてください。
また、スペースがない場合は、プランターに種がこぼれるようにして試してみてください。
庭がある方は地植えで、庭がない方も寄せ植えや大きめのプランターに3月中に植え付けて、春から初夏過ぎまで楽しんでみてください。