球宴ファン投票のファイナリストが多い「人気チーム」は…。エンジェルスはトラウトと大谷の2人
オールスター・ゲームのファン投票は、フェイズ1が終わった。続いて、7月5日から8日まで、フェイズ2の投票が行われる。
フェイズ2の候補となるファイナリストは、各リーグの各ポジションにおける、フェイズ1の得票トップ2だ。ただ、外野手部門は、フェイズ1の得票2位~5位がフェイズ2へ進み、4人中2人が選出となる。外野手の選出は各リーグ3人だが、フェイズ1でア・リーグ全体の最多得票だったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とナ・リーグ全体で最も多くの票を得たロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)は、すでに選出が決まっている。
フェイズ2へ進んだ、各ポジションのファイナリスト計32人は、以下のとおりだ。ア・リーグの捕手は、アレハンドロ・カーク(トロント・ブルージェイズ)とホゼ・トレビーノ(ヤンキース)のどちらが選ばれても、ファン投票以外を含め、初の選出となる。
ファイナリストを擁しているのは、30チーム中17チームだ。トロント・ブルージェイズが最も多く、カークの他に、一塁手のブラディミール・ゲレーロJr.、二塁手のサンティアゴ・エスピナル、遊撃手のボー・ビシェット、外野手のジョージ・スプリンガーとルルデス・グリエルJr.。6人を数える。アトランタ・ブレーブスは5人だが、選出が決まっているアクーニャJr.も含めると、こちらも6人となる。ロサンゼルス・エンジェルスは、外野手のマイク・トラウトとDHの大谷翔平の2人だ。なかには、ミネソタ・ツインズのように、地区首位にいながらファイナリストはゼロ、というチームもある。
ちなみに、ブルージェイズには、防御率2点台の先発投手、アレック・マノーアとケビン・ゴーズマンがいる。ブレーブスは、マックス・フリードがそうだ。また、ブレーブスのセットアッパー、A.J.ミンターも、オールスター・ゲームに選ばれてもおかしくない。35登板で33.0イニングを投げ、奪三振率12.00と与四球率1.36、防御率1.64を記録している。
オールスター・ゲームは、7月19日にドジャー・スタジアムで開催される。