27戦全勝23KOのアジア系ファイター
IBFスーパーライト級11位、ブランドン・リーが4ラウンドKO勝ちでデビュー以来27連勝を飾った。
ダウンを喫しながら判定勝ちを収めた昨年8月以来のファイトだった。https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20220824-00311364
WBOバンタム級タイトルマッチ、ジョン・リール・カシメロvs.ギジェルモ・リゴンドー戦の前座8回戦に出場した2021年8月14日の試合直後は、その年の末までにWBAかIBOタイトルに挑むとも噂されていたが、なかなかチャンスを掴めずにいる。昨夏の一戦でダウンを奪われたことから、この日はかなり実力差のある21勝10敗2分けの相手を選んでの8回戦となった。
リーがいつ、KO勝ちを飾るかだけが注目された試合だが、強弱をつけたコンビネーションや、組み立てに課題を残した。また、打ち終わった後にバランスを崩すシーンも目に留まった。
IBFのランキングには名を連ねているものの、一時の爆発的な破壊力を失いつつある。
コリアン・アメリカンとして米国で誕生した23歳のリー。27連勝の経験を武器に、是非、自身の殻を破ってほしいものだ。