【大阪市】問屋街の「まっちゃまち」で最初に花火を置いた老舗花火店をのぞいてみた!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/top_1690377098037.jpeg?exp=10800)
全国的に花火大会の時季ですね。
そこで今回は老舗の花火店を訪ねました。
大阪の中央区、松屋町筋沿い。このエリアには人形店やらオモチャ、駄菓子屋さん、花火店などの問屋がずらりと並んでいますね。
そう、大阪では「まっちゃまち」と呼ばれています。
最寄りの駅は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線松屋町駅。ここからすぐのところに、今回ご紹介する人形と花火「天明館」があります。
![松屋町で花火を初めて置いた第1号「天明館」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/internal_1690374940790.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
とにかく、店舗内にはさまざまな花火が所狭しと並び、すごい数です。
中年の女性店主が1人、てきぱきと、同時に丁寧に商品を説明しつつ、接客中でした。
![小さい子どもさん連れのお客が多い](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/internal_1690375278085.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
聞くと、ここは70年以上の歴史を持つ老舗。
「松屋町で花火を置き出したのはうちが初めてなんですよ」とのこと。
なるほど、最初に花火を置いた第1号店なんですね!
ちなみに松屋町一帯は、江戸時代から菓子問屋が多く集まった地域で、明治以降に、人形や玩具、文房具などの問屋が移転、今のスタイルになったそうです。
いったいどんな花火が人気なのでしょう。
小さいお子さんと家族で来ていたお母さんは、
130本入りの「ボリュームMAX130」1650円を購入し、打ち上げ花火の「魔法のりんご」281円も買い求めていましたね。
![売れ筋商品 130本入り](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/internal_1690376148481.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/internal_1690376184225.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「国産の花火がいいですよ。煙が少ないからね。外国産のものは煙がちょっとね。暑い暑いと言いながら、花火をするのがいいんでしょう」(店長さん)
また、新たに来た女性客には、「子どもさんは何人?3人ですか。そしたら、こういうのがいいでしょう。これは花火が3本セットですから」といった具合に、商品をすすめていました。
さすが老舗店の店長さん、花火に関する知識もかなり豊富な感じで、適切なアドバイスを聞くことができるでしょう。
それにしても、さまざまな花火がありますね。
「光るドクロ」374円は、勢いよく垂直に火花が噴出する花火で、最後に本体のドクロがフラッシュ点滅するとか。
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「でらすごーるど2000」1870円は、点火すると警笛が鳴り、5本の筒から花火が50発、逆円錐状に発射します。
![でらすごーるど2000は、50連!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kitadaiyasunori/article/00535511/internal_1690376433135.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「かすみ草」187円は、子どもさんも楽しめる噴出花火。点火すると、赤・緑・銀色の3変化で火花が1メートルほど吹き出し、40秒ほど燃えるとか。
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ほかにも、「開運おみくじ花火」なんてのもあります。
見ているだけでも楽しいですね。
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もちろん値段は問屋価格、安いですよ。興味ある方、足を運んでみてください。
人形と花火「天明館」
電話06-6765-0707