誰もが自分らしく生きるために。「ジェンダー平等ミーティング」でLGBTについて学んできた【近江八幡】
こんにちは、CHEKiPON編集部のFUJICOです。
心地よい秋晴れの10月、滋賀県立男女共同参画センターにて〈G-NETしが〉が主催する「ジェンダー平等ミーティング」に参加させていただきました。
毎月1回、年間通じて開催されている企画の10月の回となる今回…
テーマは「性の多様性について考える」です。最近では自然に耳にするようになったLGBTですが、しっかりと理解している人は以外に少ないのかもしれません。まずは知識として学び、その生き方(や、生きづらさ)を知って、性的マイノリティといわれる人たちが自分らしく生きるために社会がなにをすべきか、意見を交わしました。
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次回は7月26日!性別・年齢を問わず誰もが自分らしく生きられる社会を目指す「ジェンダー平等ミーティング」(CHEKiPOS)
G-NETしがが開催するジェンダー平等ミーティング。10月に行われたテーマ「性の多様性について考える」に参加してきました!(CHEKiPOS)
今回の講師は日本LGBT協会代表の清水展人さん
講師に、日本LGBT協会代表の清水展人さんを迎え、分かりやすいスライドと解説でLGBTについての基本的な知識を学びます。
清水さん自身が、女性として生まれたことに違和感を持ち、性別適合手術を受けて戸籍を男性に変更した経験者。多くの葛藤を抱えながら生きているからこそ「誰もが自分らしく生きて欲しい」と話してくれました。
ミーティングでは、多様な性の在り方を安心して語れる地域や学校、職場づくりを目指し、環境はどう変わって行けばいいのかを参加メンバーとともに話し合い、意見を交換しましたよ。参加者は皆さん、真剣な表情でした。
男女共同参画センターとは?
「家庭で地域で職場で自分らしく輝く生き方を」をテーマに、これからのジェンダー問題を見据えて、男女共同参画のネットワークを広げていく取り組みを行う機関[滋賀県立男女共同参画センター]。
なかでも「ジェンダー平等ミーティング」は、性別・年齢を問わず誰もが自分らしく生きられる社会を目指すための機会で、誰でも無料で参加が可能。毎月1回、年間を通じて行われるミーティングで、ジェンダー平等に対して自分の考えや、よりよい社会へのアイデアなどを意見交換する交流の場です。
2023年度のジェンダー平等ミーティング
12月16日(土)13:30~15:30
「スポーツとジェンダー」東近江バイオレッツ
1月27日(土)13:30~15:30
「企業の取り組みから考える多様性」
楽天グループ株式会社
2月10日(土)13:30~15:30(最終)
「古典文学をジェンダー史で読む」
京樂真帆子さん(滋賀県立大学教授)
毎回違ったテーマで異なる講師の話が聞けるほか、興味のある回のみに参加もOKなんだとか。興味のある方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。
ほか、セミナーや講習会、研修のほか、「G-NETしがフェスタ」などを実施し交流や活動の支援を行うほか、各種相談事業、女性のチャレンジ支援にも力を入れています。