【鎌倉市】コミュニティとビジネスの共創拠点、人とまちの案内所「関係案内所はつひので」
2024年がスタートし、新しいことに挑戦したい、新たな出逢いが欲しい、もっと仲間とつながりたい!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
目的がある方も、何か始めたいなという方も、移住したばかりで鎌倉のまちを知りたいという方も、気軽に相談できる所があれば嬉しいですよね。
材木座に拠点をもつ「関係案内所はつひので」は、地域の人との関係づくり、ご縁を繋ぐ “ひととまちの結節点”です。
移住相談、お店づくりや物件探しのサポートをはじめ、起業したい、プロジェクトを立ち上げたい、ビジネスの拠点選びに悩んでいる、などなどさまざまな相談ができます。
また、お祭りやマルシェなどの企画やデザインの相談、イベントやツアーの仲間づくりなど、鎌倉の個性豊かな人とコミュニティをつなぎ新しい交流を生み出しています。
目的があってもなくても利用できる交流拠点
ここは100年以上続いていた町の酒屋さん「日の出屋商店」があった場所です。
900年以上の歴史がある「大町まつり」の御旅所として、毎年お祭りの日は神様やお神輿の担ぎ手の休憩所になっています。
「関係案内所はつひので」は、このコミュニケーションを新しい形で引き継いでいけるようにという想いでオープンした、コミュニティとビジネスが共創する拠点なのです。
(現住所は材木座ですが、行政区画整理の前までは水道路まで大町だったという歴史があることから大町商店会に所属しているのだそうです。)
「鎌倉はNPOなどの市民活動が活発なまちでもあり、まちの中で仲間を増やしてまちに愛着を持ち、そこから何かを進めていくことができたら。地域の中でのつながりがあると、地域体験が変わってくる。そういうことができたらいいなと思っています。」と話す関係案内人のななみさん。
たまたまふらっと立ち寄った人と、目的を持って訪れた人が “偶然の出逢い”が体験できるのも魅力のひとつ。何気ない会話から新たなストーリーが生まれるかもしれませんね。
シェアオフィス・法人登記利用企業の募集をしています
古材を利活用された家具は環境に優しく、落ち着きのある空間を演出しています。
また、様々な植物が配置されることで作業空間がより快適に。リラックス効果はもちろん、集中力が高まるというメリットも期待されます。
他にはない、居心地の良いオフィスでお仕事をしてみませんか?
シェアオフィス(個人¥5,500~/月)、コワーキング(1日¥2,200/火~土10:00~18:00)、貸切利用(日・月/要相談)と、自分に合った使い方ができます。
関係案内所というコンセプトで、鎌倉をもっといい形にしていきたいと思っている方々と共に立ち上げたプロジェクトやブランドの数々。
その中のひとつに「なみおと盆踊り祭」があります!
毎週水曜日は自"炊"の水
一品持ち寄りでワンコイン¥500のランチ会に参加しました。
関係案内人の藤原さん、ななみさん、いつも参加されているという近隣の方々や、湘南エリアで飲食店を始めたいというご夫婦、というメンバーでゆるりとスタート。
土鍋で炊いたご飯がテーブルに運ばれ、蓋が開いた瞬間、参加者一斉に「おーっ!」と歓声が上がました!
ご飯を囲みながらおしゃべりしていると、緊張がとけて、まるで以前からの知り合いのような感覚に。ご飯が美味しいと話が弾みますね。
オープンでフレンドリーな人たちが集まる、和やかなランチ会でした。
ちなみに私が持参したのは、「Farm.Sweets@鎌倉」さんの焼き芋。ここでももちろん大好評でした!
環境への取り組み。みんなでゼロウェイストを目指す
ごみ問題に対する持続可能なアプローチとして、コミュニティコンポストが設置されています。
近隣の店舗や家庭から出る生ごみを処理するための共同のコンポストで、ここではごみ問題の解決策を共有できる環境を提案しています。
今後はコミュニティ単位でコンポストの導入を行い、その堆肥を活用して野菜やハーブなどに還元することを計画中なのだそうです。
コンポストを通じた「環境コミュニティ」によって、ごみ問題解決へ取り組む人たちの輪がどんどん広まってほしいと願います。
観光案内ではなく、人とコミュニティの関係を案内する、関係案内所。
最初、「入っていいのかな?」と、勇気を出して扉を開きましたが、誰でも気軽に入れるのだそうです。
災害時や緊急事態においてもローカルコミュニティの重要性を感じる昨今、コミュニティに入りたい方、移住されたばかりの方は、まずここに来てみるのもいいかもしれません。ぜひ扉を開けてみてください!
*掲載時の内容です。営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。