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【佐賀市】昨年3月に移転、本格カフェとしてオープン!営業は平日のみ、郊外でゆったり珈琲と本を楽しむ。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

コーヒーと本、という組み合わせ。その2つは日常の中のありふれた一コマだったり、はたまた少し贅沢なご褒美タイムにあったり。今回は後者!市街地から離れたのどかな場所にあるお店で、まったりとカフェタイムを過ごしてきました。

「PINEBOOKS COFFEE(パインブックスコーヒー)」。

佐賀市蓮池町、県道29号の「蓮池城内」交差点を西に曲がり、まっすぐ進むと見えてくるこちら。周辺は静寂に包まれた住宅街…まさかここにカフェがあるとは。ふらっと通りかかるような機会は少ない場所ですが、わざわざ来たくなるお店です。

ドアを開けると、奥にカウンター、中央に雑貨や本、テーブルが並んだ心地よい空間が広がります。

まずはカウンターで注文を。メニューは左の列にドリンク、中央に軽食、右の列にスイーツが並んでいます。セットで注文すると値引きサービスも。

写真メニューを見ながら迷っていると「1番人気なのはこちらです」と教えていただいたので、そちらをお願いしました。注文時に会計し、あとは席で待ちます。

本がある空間って落ち着く…と、同時にわくわく。置いてある本を読みながら過ごせるカフェは貴重です。普段は見ないジャンルを手にとってみたり、ひそかに気になっていたものを見つけたり。新しい本を取り入れながら少しずつ変わっていく“循環型”の本棚です。本はお店が買い取ったもので、観覧用はもちろん、中古本として購入することもできます。

冒頭を読むだけで「あ、この本何か好きかも」と気づくことってありますよね。少し読んで、残りはまた家でじっくり読みたい…なんてときにぴったり。

じっくり本を吟味していると、注文したセットが運ばれてきました。「カフェ・オ・レ」(490円)と、「本屋のテリーヌと自家製バニラアイス」(770円)。トレイに添えてある紙には、テリーヌについての説明が。食べるタイミングで味わいが変わるとのことで、提供してすぐは濃厚チョコアイスのようで甘さ控えめ、酸味が引き立つビターな味わい。5分後は少し溶けだし、ビターな中に甘さが。さらに5分経つと、より柔らかく滑らかになり、甘さと香りが引き立つそうです。

筆者は最初の2口はすぐに、あとはゆっくり溶けだしたタイミングでいただきました。ほろ苦さの中に甘さを秘めた濃厚なテリーヌと、バニラビーンズが練りこまれ少しシャキッとした舌触りの、甘くコクのあるアイスクリーム。別々で食べても、絡めて食べても美味しい!

食べ終わったあとはじっくり、カフェ・オ・レと本を楽しみます。甘いものやコーヒーを挟みながら、店内の音をBGMに、肩の力を抜いて…ゆったりと自分の世界を楽しむ。

お店の方にお話を聞いたところ…店舗は以前、大財にあったそうです。当時、提供するのはドリップコーヒーがメインで事務所機能が軸でしたが、そこから一転、メニューの多様化などを図り、本格的なカフェ営業を追求。昨年3月に蓮池町に移転し、カフェとしてスタートされました。筆者が伺ったのは7月半ば。その後、さらに自家製アイスクリームを使ったシェイクも新たにメニュー化するなど、現在もドリンクとフードの充実に注力しています。

ブックカフェといっても、シーンとした静寂な空間というわけではなく。集中して読書しながらも、それぞれが会話も楽しめるカジュアルな雰囲気です。おしゃれなブックカフェならではの雰囲気を味わいに。こだわりのドリンク、フードを求めて。ずらっと並ぶ本に惹かれて…訪れる理由はさまざまだと思います♪ドライブを楽しみつつ、ぜひふらっと立ち寄ってみてください。

※営業は平日のみ。土日祝が定休日で、8月は12日~15日がお盆休みとなるため、営業日にご注意ください。詳しくはInstagramでご確認ください。

【店舗情報】
店名:PINEBOOKS COFFEE
(パインブックスコーヒー)
場所:佐賀市蓮池町蓮池53‐6
営業時間:11:00~16:00
定休日:土日祝
※8月はお盆休みで12~15日も休み。
電話番号:0952‐97‐9302
URL:Instagram

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年、2児の母。趣味は料理、ドライブなど。記者の経験を生かし、フリーライターとしてローカル情報や経済コラムなど執筆中!日々のお出かけでふらっと立ち寄った場所などで、掲載の許可と取材にご協力頂いております♪よろしくお願いします。

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