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『凪のお暇』で注目される“完璧女子”唐田えりか、韓国でも検索1位になっている!!

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
昨年のカンヌ映画祭での唐田えりか(写真:ロイター/アフロ)

黒木華主演のドラマ『凪のお暇』に出演中の女優、唐田えりかが話題だ。

劇中、大阪から東京に転勤してきた優秀な営業社員で、高橋一生演じる我聞慎二が「圧倒的に顔が可愛い」とつぶやいてしまう“完璧女子”市川円役を演じている。

初登場シーンはわずか数十秒ほどの短さだったが、その清涼感あふれる容姿がネットで話題に。物語のキーパーソンにふさわしい、抜群の存在感だった。

実は、彼女は昨年公開の映画『寝ても覚めても』のヒロイン・朝子役で「第71回カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットを踏み、一躍脚光を浴びた。昨年、本欄でも彼女の独占インタビューを紹介したのでご存じの方もいるだろう。

韓国ではクールビューティーな姿を披露!!

そんな唐田えりかは今、韓国でも話題になっている。

9月7日より韓国で放送再開したドラマ『アスダル年代記 Part.3』(Netflixで12話まで配信中)に、唐田えりかが新キャラクターとして加わったのだ。それも日本では見せたことがないクールビューティーなキャラクターを演じている。

(参考記事:【写真】日本の女優・唐田えりか、『アスダル年代記』初登場からキラリと光った存在感!!

そもそも彼女は日本での活動と並行して韓国でも活動を展開してきた。

2017年に出演した韓国LG電子のスマートフォン『V30』のテレビCMで、「広末涼子に続く清純派女優」として一躍注目を集め、10月には俳優イ・ビョンホン、キム・ゴウン、ハン・ヒョジュなどが所属する韓国の芸能プロダクション・BHエンターテインメントと韓国国内におけるマネージメント契約を締結した。

韓国では唐田えりかのほかにも多くの日本人女優が活動しているが、まだ韓国作品デビューもしていない日本人女優が韓国の有名プロダクションと契約すること自体、異例だった。

そんな彼女が韓国ドラマ初出演作となったのが『アスダル年代記』だ。

“韓国版ゲーム・オブ・スローンズ”と言われる『アスダル年代記』は、人気ドラマ『太陽の末裔』で知られるソン・ジュンギをはじめ、チャン・ドンゴン、キム・ジウォンなどの豪華キャスト陣と、540億ウォン(約54億円)の制作費を投入した超大作。

放送直後、リアル検索ランキング1位に!!

俳優ソン・ジュンギ扮する主人公ウンソムに命を助けられ、彼の助力者となる部族の首長戦士・カラカ役を唐田えりかが熱演しているのだが、放送直後、彼女の名前が韓国最大のポータルサイト「NAVER」のリアルタイム検索語ランキング1位になるほど、大きな反響を呼んでいるのだ。

ドラマ関係者は「Part.3で毎回登場するし、2シーズンになればドラマ全体におけるカラカの割合がもっと大きくなる」とコメントしていた。多くの秘密を抱えた人物だけに、今後の活躍にも自然と期待が高まる。

日本では『凪のお暇』で注目を集め、韓国では『アスダル年代記』でついにファン待望の韓国ドラマ初出演を果たした唐田えりか。

誰からも好印象を持たれる不思議な魅力を生かして日本と韓国でフィルモグラフィーを重ねていく彼女の今後に期待したい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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