【子どもが耳を傾ける】保育士も実践している効果的なしつけ3選
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
子どもが生きていく上で身につけて欲しい大切なしつけ。
今回は、効果的なしつけの方法について解説します。
しつけはどうして大事?
世の中は、何かしらのルールというものに基づき成り立っています。
ルールがなかったら、世の中大混乱です。ルールがあるから平和に暮らせるし、そのルールに沿うから「楽しい」「嬉しい」「感動」を味わえます。
子どもは、まだまだ自分中心の世界観で生きています。その自分中心で生きる世界観から、社会のルールに順応できる力を育成することで彼らの持っている無限の可能性を広げることができます。
そのルールに順応できる力の一歩が「自律心」であり「しつけ」だと思うのです。
一回で出来るようになると思わないこと
しつけが大切だということは、誰もがわかっていると思います。しかし、しつけが大事だとわかっているからこそ「しつけなきゃ!ちゃんと教えなきゃやらせなきゃ!」と思ってしまいがち。
でも、一回でできるようにはなりません。覚えてもくれません。
大切なのは、繰り返しです。繰り返し伝えること。
保育士も実践している効果的なしつけ3選
では、子どもが聞く耳を持つようになるしつけのポイントを3つお伝えします。
1、楽しくゲーム感覚で
2、背中で見本を見せる
3、危ないものを最優先に
1、楽しくゲーム感覚で
子どもはマネっ子と楽しいことが好きです。その要素をうまく活用して、ゲーム感覚でマネをさせるのです。
食事の時にきちんとイスに座ってほしいのなら、「どっちが早くおイスに座れるか競争!ヨーイドン!」と座らせ、「早く座れてすごいなー!」などと褒めたりします。
あとは、食事に興味を持ち、ご飯の時間が楽しいと思ってもらえるように、事前に食べ物の絵本を読んだり、実際にその絵本に出てくる料理を作ったり、お野菜や材料を触らせてみたりするのも効果的です。
2、背中で見本を見せる
してほしいことはまずは大人である私たちから実行。背中で見本を見せてあげましょう。
・話を聞いてほしいのなら、まずは自分が先に話を聞いてあげる
・勉強してほしいのなら、まずは自分が勉強する姿を見せる
・好き嫌いなく食べて欲しいなら、まずは自分が好き嫌いなく何でも食べる
3、危ないものを最優先に
子どもは好奇心が旺盛で危険が伴うものとそうでないものの判断ができない場合が多いです。子どもの命を守るため、危険が伴うものは「最優先に強くハッキリとその場で」伝えましょう。
「ここから飛び出しちゃいけないよ。」
「この高いところに登ったら危ないから、ママと一緒に登ろうね」
「苦しくなっちゃうからゴックンしちゃだめだよ」
「お水に入る時は、1人じゃなくてパパかママと一緒に入ろうね」
厳しいだけのしつけは、効果なし
ただ厳しいだけのしつけは、その時は言うことを聞きますが、本人が納得していないので本当の意味で身につきにくく、後で反動がおきやすいです。大人が見ていないところでできない可能性があります。
押さえつけられてできるものではなく、楽しみながら身についたものの方がお互いラクですよね。
まとめ
今回は「しつけの方法」についてお伝えしました。
子どもたちには自分らしく育ってほしいですが、何でもかんでも自分勝手に育ってほしいということではないですよね。
ルールやマナーを守るから、楽しい経験ができる、幸せというものが手に入るのだと思います。
そのカギとなる「自律心」を養えますように。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。