皆さん、ジビエ料理はお好きですか？

筆者は最近まで食べたことがなかったのですが、先日とあるお店に伺いました。

ろっくうぇるず

それがこちらの「ろっくうぇるず」。横浜駅から3分ほど歩いたところにある「ハマ横丁」の中にあります。

ろっくうぇるずでは、本格的なジビエ料理が楽しめます。中でも人気なのが、ここでしか滅多に味わえない、ウミガメ料理です。

「ウミガメって食べられるんですね……！」と驚きを隠せない筆者。小笠原諸島ではメジャーな料理だそうですが、神奈川県で味わえるお店は少ないそうです。

店主の中野さんは小笠原に10年以上住んでいたこともあり、カメ漁師さんとも仲が良いとのこと。料理で使われているのはアオウミガメで、年間125頭捕獲できるうちの2頭がこちらのお店へ直送されています。

メニュー写真はこちら。イノシシ、シカ、そしてウミガメです。ナムルや唐揚げなどのおつまみメニューもありますが、今回はお店イチオシのウミガメ料理を堪能します。

最初に注文したのは、ウミガメの煮込み。ウミガメの頭が添えられていて、見た目のインパクトが凄いです！塩煮込みなのですが、小笠原では父島が塩煮込みで、母島は味噌煮込みで作るのだそう。味に地域性が出るんですね！

ドキドキしながらパクッと一口。お、美味しい……！

全くの未知でドキドキでしたが、意外といけます。いろんな部位が混ざっているのですが、コリコリした牛すじみたいなところが筆者好みです。

次はウミガメの刺身を注文。これは背中の部分で作るそうです。

食べてみると、マグロみたいな味でこれまた美味しい！刺身はクセもなく、食べやすい味でした。

せっかくなのでシカ肉もいただきます。エゾシカの和風ローストを注文。

柚子胡椒と一緒にいただきます。

シカ肉も初体験だったのですが、脂身が少なく、さっぱりいただけました！シカ肉は低カロリー高タンパクで最高の食材なのだそう。これは女性にも嬉しいですね。

そして最後に、店主のご厚意でウミガメ鍋を提供していただきました。

先ほどの煮込み料理と同じく、いろんな部位が入っています。一緒に行った友人と「どの部位が美味しかった？」と話が盛り上がりそうです。ウミガメの脂身がこれまたさっぱりで、お腹いっぱいになるまで美味しくいただきました！

ジビエ料理は貴重なタンパク源。SDGsにもつながると言われています。食を楽しみながら環境問題にも取り組めて、地球を守れるなんてステキです。ウミガメ料理と聞いて最初はビックリしていた筆者でしたが、貴重なタンパク源として小笠原の方々から愛される理由も少しわかった気がしました。ジビエ料理が好きな方や気になる方はぜひ一度味わってみてくださいね。