ペットボトルのキャップが調味料入れになる?【裏技】役に立つキャンプの豆知識
ペットボトルの「キャップ」もキャンプでは役に立つアイテムに早変わりします。
日本で作られているペットボトルのフタは、直径が約φ28mmで共通規格だそうです。
ネジのピッチに多少の違いはありますが、ほぼ同じ大きさ。
この大きさが同じことがポイントで、何かを計測する時に使えるのです。
ここでは、ペットボトルのキャップの便利な応用方法について紹介します。
軽量カップとして
ペットボトルのフタを裏返して、中に水を入れると7~7.5ccほど入ります。
と言うことは、キャップの2杯分が大さじ一杯(15cc)ということになります。
小さじ1杯の場合は5ccなのでキャップの3分の2ということになりますね。
目安としては、キャップのネジ山の下くらいかな。
キャップ2/3杯:5cc
キャップ1杯:7.5cc
キャップ2杯:15cc
この分量を覚えておけば、キャンプで料理する時に計量カップが無くても調味料が計れます。
パスタメジャーとして
キャンプでは調理が簡単なパスタを作る事が多いのですが、適当な分量をボイルすると量が多過ぎてしまったという経験があります。
そんな時はペットボトルのキャップにパスタを入れて分量をはかります。
ペットボトルのキャップの内側に入った分量がパスタ1人分になります。
1人分も人によって違いはあると思いますが、目安として使える方法です。
密閉袋のフタとして
ペットボトルのキャップ上部のパーツを使えば、食品の袋を密閉式にする事ができます。
まずはナイフでペットボトルをカットして。
開封した食品の袋をペットボトルの内側から入れます。
そして、袋を外側に折り曲げてフタをすれば、密閉袋になります。
開封して残ったパスタ等を密閉保存するのに役立ちます。
調味料入れとして
先程の密閉袋として使ったパーツに輪ゴムを追加すれば、調味料入れとしても使えます。
パーツに食品のビニール袋を被せて輪ゴムで留めます。
そして、キャップに調味料を入れてフタをします。
最後に爪楊枝でビニール袋に穴をあけます。
これで、調味料入れとして使えます。
お好みで穴の数を調整すると良いでしょう。
使った後は上から穴の開いていないビニール袋を被せて輪ゴムで留めておきます。
皮むき器として
ペットボトルのキャップは野菜の皮むき器としても使えます。
皮の薄いニンジンやジャガイモには最適です。
また、魚のウロコ取りにも使えます。
手の平パッドとして
テントサイトの地面が柔らかい粘土質の場合は、ペグハンマーを使わなくても手の力だけでペグが簡単に入ります。
その時にペットボトルのキャップを手の平に当てて作業すると痛くありません。
いくら手袋を着用していてもペグを打つ本数が多いと痛くなりますからね。
ガイラインループとして
タープやテントのガイラインループが強風で破損してしまった時の応急処置としてペットボトルのキャップを使います。
まず、タープやテントの生地を保護するためにティッシュやウエスでキャップを包みます。
そして、テントもしくはタープの生地でキャップを包みます。
てるてる坊主の要領です。
そして、てるて坊主の首元にロープを結び付けたら、また張り綱として使えるようになります。
ただ、この方法は応急処置なので生地が傷む前に本修理する必要があります。
最後に
本来はゴミになるペットボトルのキャップですが、このように使い方次第では便利なアイテムに変身します。
覚えておくとイザという時は役に立つと思いますので、ご参考までに。