注目の和菓子、再び。「かんたんなゆめ渋谷」さんが、新天地にてグランドオープン!
3月19日に、2023年3月21日グランドオープンの「かんたんなゆめ渋谷」さんのプレオープンへお伺いして参りました!
代々木公園駅2番口から徒歩7分ほど。気取っていないのにどこか洗練された街をのんびり歩くと、坂の上に佇むピンク色の建物と見覚えのあるピンクのネオン。
なにはともあれ、まずは頂いたお菓子をご紹介。意匠別を含め、10種類弱のお菓子が揃っており、私は好きな和菓子を3種類選べるセット。今回選んだ3種類はこちら。
尚、ドリンクは別オーダーとなっており、抹茶やルイボスティー、抹茶ラテといったバリエーションも豊富にご用意されています。
気になるお菓子の味はといいますと…
<来る暮れ>
深黒のキューブは、濃厚な黒胡麻とバターに酔う、洋風最中といった雰囲気のサンド。あえて洋風最中と言いたくなるのは、軽やかな食感と味わいのサブレ生地と、黒胡麻とバター、粒あんをあわせたクリームのコンビネーションが意外にもあっさりしているから。
乳製品の脂質ではなく、黒胡麻のコクを満喫。
<嬉々>
かんたんなゆめさんの定番とも言える、チーズクリームを包んだ爽やかな練り切り。レモンの爽やかさとチーズの組み合わせは、レアチーズケーキのようなさっぱりとした口当たり。
四季の移ろいに寿里さんのセンスと遊び心を落とし込んだ意匠の可愛さ、男女問わず目移りしてしまうこと間違いなし!抹茶にも珈琲にも合います。
<春風>
今回初めましての葛羊羹。これがまた絶品でした。とろりとしたまろやかな葛羊羹は、麗らかな小春日和にまどろむようなテイスト。グレープフルーツとライチに、ほんの少しレモンを効かせたあのカクテルの味わい。クリアなピンク色の層は、ライチの寒天。パチンと弾ける感覚は、まるで夢から醒めるような軽やかさ。
今回は抹茶と合わせましたが、確実にお酒にも合います。
ちなみに夜営業はまたこれからとのこと。日が沈んだ後の、和菓子とお酒のペアリング。想像しただけでわくわくしますね!
主張しすぎない、心地よい吹き抜けの解放感を感じながら、暫くは日中の夢心地に浸りに行きたいと思います。
春の彩のお供に、楽しくて美味しい和菓子をぜひ。また、現在はお花見にぴったりなテイクアウトボックスの販売も。
和菓子と一緒にお花見、なんて、ちょっと粋ですね。