韓国で「キレて飲酒運転でコンビニに突っ込む」事件 容疑者の呆れた理由と代償
車がコンビニに突っ込む。
事故で店頭に被害が出る映像はたまに日本のニュースでも紹介されるが…
最近、韓国で起きた出来事は"モノが違った"。29日、地上波ニュース「SBS」がこう伝えている。
「A氏の車はコンビニの前のドアを突き破ってフロントバンパーが壊れた状態で店内に入っており、その衝撃でコンビニの前のドアはもちろんレジカウンターと商品陳列棚まで全壊した」。
確かにボンネットにレジ前の商品が飛び散っている…。
29日、韓国全羅北道の全州市平和洞で起きたこの事件の容疑者が、逮捕および起訴された。ニュースは各メディアで報じられており、高い関心を集めている。国内最大のポータルサイト「NAVER」では、記事を掲載する各メディアのデイリーアクセスランキングが発表されるが、このうち「ノーカットニュース」で1位を獲得した。
特別傷害、特別物損などの疑いで起訴逮捕されたA氏(35)は、今月3日に韓国で免許取り消しに相当する血中アルコール濃度0.115%の状態でコンビニに突っ込んだ。その店舗は叔父夫妻の経営する店だった。
なんでそんなことを…
A氏による警察への証言が韓国を唖然とさせている。
「おじと金銭問題で争い、怒りが爆発した」
つまり、カネの話でも揉め、寄った勢いで車を店舗にぶっこんだという…。
代償はあまりにも大きい。
叔母が全治6週間の傷害を負い、店舗の修理費も合計約8,200万ウォン(約900万円)かかっている。
起訴に踏み切った全州地検も怒り心頭の様子だ。
「治療を受けている被害者を支援する一方で、被告が罪に見合った刑罰を受けるように処置した」
(了)