ラップはそのまま捨てないで!元家政婦が教える「使用済みラップを掃除に使う」メリット
食品用ラップを使う際、一度お皿にちょっとかけただけだと「なんだか捨てるのがもったいないな」と感じることもありますよね。でも、洗ってもう一度使うような気にはならないし、ちょっと不衛生な気もします。そこでおすすめなのが、使用済みラップを掃除に使うことです。しかも、ラップを使った方がスポンジよりもキレイになる場合もあるんですよ。
使用済みラップはシンク洗いに使うのがおすすめ
使用済みラップは、シンクの掃除に使うのがおすすめです。食器用とシンク用に、スポンジを分けている場合が多いですよね。使用済みラップをシンク用にすれば、まずスポンジが1つ減らせます。どっちみち捨てるものですから、その前にもうひと働きしてもらいましょう。「ラップを捨てる前にシンクを洗う」と決めておけば、シンクの掃除が習慣にできますし、掃除忘れも防げて一石二鳥です。
クレンザーを使った水アカ取りにラップが最適
シンクや蛇口をクレンザーで磨くのに、実はラップが最適なんです。キッチンだけでなく、お風呂や洗面所の蛇口や鏡の水アカ取りにも効果的。クレンザーには、洗剤が汚れを落としてくれる成分である「界面活性剤」以外にも「研磨剤」が含まれています。この、研磨剤が水アカを落としてくれるのですが、スポンジでクレンザーを使うと、スポンジに研磨剤が吸われてしまい、力を十分に発揮できないことも。その点、ラップは研磨剤を吸うことがありません。さらに、磨きたい面とピッタリと密着してくれますから、クレンザーを効果的に使えますよ。
洗剤のつけ置きにも使える
クレンザーを使う以外にも、キッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませた「クエン酸パック」をする際に、乾燥予防でラップをかぶせるのにも使えます。他にも、ガス台のコゲなどを取る際、キッチン用洗剤やアルカリ電解水をスプレーした後、ラップをかぶせて少し置いておくのに使用するのもおすすめ。コゲや汚れがふやけて取りやすくなります。つき置きした後にラップを剥がしたら、使ったラップでそのまま汚れをこすり、最後にふきんやキッチンペーパーで拭き取れば、ラクに汚れを落とせます。新しいラップを使わず、使用済みで済ませられると経済的ですよね。
ラップをそのまま捨てる罪悪感が減る
ラップを一回使っただけで捨てるとき「なんだかもったいないな~」と感じます。でも、洗って使うシリコンラップなどを使うのはちょっと面倒。そんなとき、ラップを掃除に再利用して使い切って捨てたなら、ラップを捨てる罪悪感が減らせますよね。しかも、汚れがより落ちるうれしい効果も。ラップはそのまま捨てずに、掃除に使うのがおすすめですよ。
おすすめの掃除アイテムや洗剤などは、私のサイトの記事『元家政婦が愛用する「ドンキの掃除グッズ」12選!ヒルナンデス!で紹介したアイテムも』も、ご参考ください。