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投打の要が復帰しキウムが快勝 イ・ジョンフは4安打で打率トップに<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
左からチェ・ウォンテ、キム・ヘソン、イ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

23日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-トゥサンベアーズ(コチョク)はキウムの好守の要が、負傷、故障から戦列に復帰した。

キウムは5回の守備途中、4回まで無失点の先発タイラー・エップラー(元オリックス)が、ピンチを迎えたところで交代。腰痛から復帰のチェ・ウォンテをリリーフで投入し、チェ・ウォンテはショートフライと併殺打でピンチを切り抜けた。

また今月3日の試合中に左手中指を骨折した二塁手のキム・ヘソンも、5回の守備から出場。6回の1打席目にヒットを放っている。

試合はキウムが5-1で快勝。1ゲーム差で追う4位KTウィズが敗れ、キウムは3位をキープしている。キウムの残り試合は6試合。この試合で3番イ・ジョンフが4打数4安打を記録し、打率を3割4分5厘としてパク・コンウ(NC)を抜いてリーグトップに立った。

◇9月23日(金)の結果

・LG 1 - 0 ロッテ(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:ストレイリー

・キウム 5 - 1 トゥサン(コチョク)

 勝:キム ドンヒョク

 敗:ブランドン

・SSG 5 - 4 ハンファ(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:キム ギジュン

・サムスン 5 - 3 KT(テグ)

 勝:キム ユンス

 敗:キム ミンス

・NC 5 - 2 KIA(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:イム ギヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「コ・ウソク39セーブ目を挙げる」

LGツインズがハンファイーグルスに勝利。LGのクローザーのコ・ウソクが2位と8個差となる39セーブ目を挙げ、自身初の40セーブにあと一つとなった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルスとの2軍戦への出場はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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