新進気鋭の福岡の製麺所が繰り出す限定麺〈吟麦とんこつが新登場〉切刃#26の超極細麺がピタリとハマる
福岡県福岡市博多区の「美野島」。地域内には昔懐かしい商店街もあり古くからの住民をはじめ、近年では若い世代の方や外国の方々も近隣に住む市内でも活気のあるエリアとして知られている。さらに立地的には、繁華街の「博多駅」や「天神」からもそう遠くない場所なので、利便性もよく現在では新規の飲食店などが続々と増えている状況下。
そんな地域の中に今から3年前の2021年10月。美野島商店街からも近く、飲食店が多く建ち並ぶ場所に開業したのが〈吟麦製麺〉。福岡市近郊で有名な焼そば専門店「バソキ屋」が運営する「製麺所」兼「販売店」兼「食べられるお店」でもあり「製麺体験教室」も展開している店舗だ。
主役の麺の美味しさを楽しめる構成
現在の定番メニューは「中華そば」、その「チャーシュー麺」、冷たい「ざるそば」、と「辛そば」のレギュラー麺4種類。また、土日祝の8時〜11時、平日の11時〜12時限定の「沖縄そば」がある。さらに土日祝の朝食限定麺、期間限定麺など、時間帯や季節に応じた「限定麺」も取り揃えているので、それもまた楽しみの一つ。
製麺所が直営する店舗の強みを生かす
日々、数種類の製麺をおこなっていることから、いつでも製麺所からベストなタイミングで麺を提供できるのが〈吟麦製麺〉の強み。しかも製粉会社とともに共同開発した栄養価の高い小麦粉「吟麦」を使用することで小麦粉本来の「味・香り・食感」などを楽しめる。また健康面にも配慮して保存料などは一切使用していないので安心・安全な「麺」の味を十分に味わえる。
麺の「種類」と「量」を選べるシステム
その日に製麺した数種類の麺の中から「好みの麺」を選択できるシステムを採用。例えば同じ「中華そば」でも、麺の種類が変われば食感や味わいが変わってくる。さらに同じ麺でも日々進化しているので、その日その日の状態で新たな麺との出会いもある。麺量については、1玉、1.5玉、2玉まで選べ、料金はすべて同じ。その日の気分やコンディションによって、メニューの選択とともに麺の種類、麺量が選べるうれしいサービスになる。
土日祝の朝8時からのモーニングヌードル
現在、土・日・祝は朝8時開店で「モーニングヌードル」を8時〜11時の時間帯限定で実施中。朝から楽しめる限定麺などを提供している。
この日の限定メニューは、土日祝の朝限定(平日は11時〜12時限定)の「沖縄そば」のほか「納豆まぜそば」と期間限定の「ホタテバターの塩ラーメン」があった(※ひと通り食べている)。
さらにこの日は、その横に「NEW」の文字を発見。以前好評だった「吟麦とんこつ」が、リニューアルして新登場していたので、今回券売機での発券は「吟麦とんこつ」を選択してみた。
豚骨のスープには極細の麺がよく似合う
店内に入りカウンターの右端の席に座り、食券を手渡し、麺は定番の「吟麦中平麺」と超極細のストレート麺になる「吟麦細麺」の二択から「吟麦細麺」を選択した。待つこと少々で配膳された一杯は、豚骨ベースのスープながら、見た目も味わいも変わり種の逸品。
ベースとなるやさしい味わいの豚骨スープ。具材はベーシックなネギ、メンマ、チャーシューとともに、脂感が控えめながら、それを補うような焦がし玉ねぎがポイントとして入ることで甘みと旨みをグッと引き上げている。さらに黒と白の胡麻の苦みや甘みと風味が加わり美味しくいただきました。
吟麦製麺の新たなブランド「博多九ちゃん」
10月頃の開業予定で福岡市博多区博多駅東3丁目11-17(瑞穂交差点のすぐそば)に、吟麦製麺の新たなブランドとして「美味しい一杯を日常に」というコンセプトのもと、九州醤油に特化した醤油ラーメン店を開業予定。その名は『九州醤油ラーメン 博多九ちゃん』。
長浜ラーメンのようなスピード感とお手頃な価格の九州・福岡らしい醤油ラーメンに挑戦しています。メニュー構成のベースは「九州醤油ラーメン」550円のみ。そこに福岡・博多らしい「替玉」100円を提供。さらに味変として「九ちゃんショウガ」50円が加わるシンプルかつ低価格な3つのメニュー。
毎日食べても飽きのこない日常食としての醤油ラーメンになっていますので、機会がありましたらぜひ。まだまだこれからも〈吟麦製麺〉から目が離せません。
吟麦製麺
住所 :福岡県福岡市博多区美野島1-9-20[地図]
営業時間:11時00分~15時30分(月〜木)
:08時00分〜15時30分(土・日・祝)
定休日 :金曜日
:※営業時間・定休日は変更になることがあります。
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :吟麦製麺(※インスタグラム)