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【京都市】中京区 世界遺産『二条城』で限定期間開催中の『artKYOTO』京都から世界へアート発信♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

国内の観光客だけでなく、修学旅行生やインバウンド観光客の多くが訪れる世界遺産『二条城』。わたしも世界中からの多くのお客様をお連れしたことがあります。

そして日本映画創世記から携わっている『高津商会』の小道具たちがテレビ中継などでもお世話になっている『二条城』さん。

その昔は、この辺りは映画などの撮影をする『二条城撮影所』があった場所でもあります。

『高津商会』関連美術館である『高津古文化会館(現在閉館中)』の「洛中洛外図屏風」にも関係のある「洛中洛外図」にも「二条城」が出てくるとありました。

その世界遺産『二条城』で、京都から世界に向けアートを発信するというイベントが行われています。

それが、2019年に初開催した「artKYOTO」です!

今年もウキウキしながら「二条城」の中へ♪

国内外のアートが展示されている場所は、「元離宮二条城」「二の丸御殿台所・御清所」「東南隅櫓」「番所」などです。

「番所」は、東大手門を入ってすぐにある、かつて二条城の警備に当たっていた武士の詰所。

この展示エリアでは、鎌倉に店を構える「瀧屋美術」が出展し、入城料のみで一般の方にも観覧可能です。

普段は外から「番所」を見ますが、この展示会中はアートを通じて中から外を見ることができますよ!

2019年に初開催した「artKYOTO」は、世界遺産・二条城を舞台に、国内外のギャラリー・美術商が厳選するアート作品を展示・販売するアートフェアです。

「東南隅櫓」では、日本インドネシア国交樹立65周年記念企画としてインドネシアのギャラリー「Gajah Gallery」「msalman gallery」が出展し、会期中、入城料のみで観覧可能です。

普段は入ることがなりこの建物では、中にインドネシアのギャラリーからの作品なども目白押しに展示されており、インドネシアで有名なアーティストの作品などもあると丁寧にご説明受けましたよ♪

まずはフロアマップを見て、建物内を歩き始めます。

二の丸御殿への入口となっている唐門は1626年(寛永3年)の後水尾天皇の行幸にあわせて造営されました。

とっても素敵な唐門を通り、「二の丸御殿台所・御清所」へと向かいます。

「二の丸御殿」では、有名な大政奉還の場面を表したお部屋などもありますね!

「二の丸御殿台所・御清所」は、20の出展者が古美術から現代アートまで、多彩なジャンルの作品のプレゼンテーションをおこなう、縦横に掛かる力強い梁が印象的な展示エリア。

多くの人が様々なアート作品に触れたり、楽しんだりされていました。

「二条城」入ってすぐ左手にある楽しいオブジェ「カプチーノ」の作品を作ったアーティストのものも展示されていましたよ!

世界遺産「二条城」で圧倒的な存在感を醸し出すアートたち!

現代アートから伝統芸術作品、著名人のものまでバラエティに飛んだ展示会です。

豪壮な梁が渡り土間と板間が一体となった「二の丸御殿台所・御清所」と、国の重要文化財に指定されている「東南隅櫓」では、20軒以上のギャラリー・美術商が出展し、美術や工芸、近代美術、現代アートなどの多様なジャンルの作品を展示・販売します。

アートの秋を後押しするように、紅葉が色づき始めた「二条城」の庭園も素敵♪

歴史ある世界遺産「二条城」でアートの秋を『artKYOTO 2023』でぜひ満喫されてください♪

artKYOTO 2023

会期
2023年10月6日(金)   12:00〜19:00
    10月8日(日)   12:00〜19:00
    10月9日(月・祝) 11:00〜16:00
場所
二条城
元離宮二条城 二の丸御殿台所・御清所 東南隅櫓 番所
〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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