宿題を忘れずにやる子の5つの特徴【現役教師が解説!】
「先生、宿題できました!」
「えっ、その宿題は締め切りは先なのに、もう終わってるの?すごいね!」
こんな会話、実は教師冥利に尽きるんです。20年近く教壇に立ってきて、宿題をきちんとやってくる子どもたちを見るたびに、心の中でガッツポーズしています。でも、正直に言うと、そういう子はそんなに多くないんですよね。
みなさんのお子さんや、お近くのお子さん、宿題はちゃんとやってますか? 「うちの子は全然...」なんて思ってるママも多いかもしれません。でも、大丈夫。コツさえつかめば、誰でも「宿題を忘れずにやる子」になれるんです。
今日は、そんな「宿題を忘れずにやる子」について、私が長年観察してきた特徴をお話ししたいと思います。これを読んで、「うちの子にも真似させてみよう」なんて思っていただけたら嬉しいです。
宿題を忘れずにやる子の5つの特徴
1. 計画性がある子
- その日のうちに宿題をやる習慣がついているんです。
- うちのクラスの花子ちゃん、毎日帰ったらまず宿題。「テレビ見たいけど、宿題終わらないと気になっちゃうの」だって。えらいなぁ...大人顔負けの習慣づけです。
2. 環境を整える子
- 自分なりの「宿題スペース」を作っているんです。
- 太郎くんなんか、リビングの隅に小さな机を置いて「ぼくの勉強部屋」って呼んでるんですよ。そこに座ると、自然と宿題モードになるんだとか。なるほど、場所の力って大事なんですね。
3. モチベーションの上手な使い方を知ってる子
- 宿題をやることで得られる「ご褒美」を自分で決めているんです。
- 美咲ちゃんは、宿題が終わったら好きな漫画を1冊読むのが楽しみなんだって。「だから、さっさと終わらせちゃうの」って。自分で決めたルールだから、守れるんでしょうね。
4. 質問上手な子
- 分からないことがあったら、すぐに誰かに聞くんです。
- 健太くん、算数の宿題で分からないことがあると、必ず翌朝一番に教室に来て質問するんです。「分かんないまま提出するの、嫌だから」って。なんて素晴らしい姿勢でしょう。
5. 時間管理が上手な子
- 宿題にかかる時間を把握していて、スケジュールを立てられるんです。
- 由美ちゃんのノートを見せてもらったら、「国語15分、算数20分...」って書いてあるんです。「これくらいでできるから、夕食前に終わらせちゃうの」だって。大人でもなかなかできない芸当ですよ。
まとめ
いかがでしたか? 「宿題を忘れずにやる子」の特徴、なんとなくイメージできましたか?結局のところ、こういう子たちは、宿題を「やらされるもの」じゃなくて「自分でやるもの」って捉えているんです。そして、それを習慣化することで、負担を感じずにこなしているんですね。
正直、私たち大人だって、仕事を家に持ち帰ったりすると「ああ、面倒くさい」って思ってしまいますよね。でも、子どもの頃から習慣がついていれば、大人になってからの仕事も楽になるはず。そう考えると、宿題って実は「人生の教科書」なのかもしれません。
ちょこっとアドバイス
宿題に苦戦している子がいたら、「どうしたの?」って優しく声をかけてみてください。そして、一緒に計画を立ててみるのはどうでしょう。「よし、まずは10分だけやってみよう」って。小さな成功体験を積み重ねていけば、きっと「宿題を忘れずにやる子」に育つはずです。
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