3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に参加する韓国代表チームは17日（現地時間16日）、アメリカ・アリゾナ州のツーソンでのキャンプ2日目に初の実戦となる、変則7回制の試合を行った。

対戦相手は同じくツーソンでキャンプを行うNCダイノス。韓国投手陣は1イニングに1人ずつ計7投手が登板し、アウトカウントに関係なく20球程度で攻守交替した。

試合は2回裏に7番カン・ベクホが2ラン、3回に3番チェ・ジョンがソロアーチを放つなど得点を重ねた韓国代表が8－2で勝利した。

1番手で登板のキム・グァンヒョンは打者5人に21球を投げて被安打2。2つの空振り三振を奪い無失点に抑えた。キム・グァンヒョンは現在34歳。20歳の時に出場した2008年の北京オリンピック以来、代表チームの常連だ。今大会では同い年のヤン・ヒョンジョンと共に投手陣のリーダー的役割を担っている。

SSGランダーズのエースとして昨季も13勝を挙げたキム・グァンヒョンだが、今回のWBCでの役割はリリーフ。イ・ガンチョル監督は「試合の大事な場面で投入したい」と語っている。

これについてキム・グァンヒョンは「シーズンでは開幕戦の先発としてしっかり5回投げられるように準備しているので、WBCでも先発したいけど」としつつ、「監督の意向に沿いたいと思います。年齢的にストレートで押す投球ではなく、変化球や打者の間合いを外す投球をしながらチームに貢献したいです」と話した。

◇韓国代表先発オーダー

中　イ・ジョンフ

遊　オ・ジファン

三　チェ・ジョン

指　パク・ピョンホ

左　キム・ヒョンス

右　ナ・ソンボム

一　カン・ベクホ

捕　イ・ジヨン

二　キム・ヘソン

◇韓国代表投手リレー

キム・グァンヒョン、コ・ヨンピョ、チョン・チョルウォン、ウォン・テイン、チョン・ウヨン、イ・ウィリ、コ・ウソク

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