カリフラワーは「酢水で茹でて下さい!」料理人が全力の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんは「カリフラワーの旬」をご存知ですか?
ブロッコリーに似た形のカリフラワーですが、意外と食べる機会が少なく、『旬はいつなの?』と思う方も多いかもしれませんね。
実は、カリフラワーの旬は11月から3月にかけての寒い季節です!
この時期のカリフラワーは花蕾が大きく、味も甘くて濃厚なのが特徴です。
これから旬を迎えるカリフラワーですが、皆さんはどのように茹でていますか?
もしかして、「真水」で茹でていませんか?
今回の目次
- カリフラワーは酢水で茹でて下さい!
- 酢水で茹でる理由とは?
- カリフラワーの正しい茹で方
- まとめ
カリフラワーは酢水で茹でて下さい!
皆さんはカリフラワーを茹でる際、「真水」で茹でていませんか?
『いや、ちゃんと塩を入れてるよ!』とお答えする方もいるかもしれませんが、実はそれだけでは不十分です。では、どう茹でるのが正解なのか?
答えは…「酢水」です!
酢水で茹でる理由とは?
でも、一体なぜ「酢水で茹でる」と良いのでしょうか?
結論から言ってしまうと…「白さを保つため」です!
カリフラワーの魅力は、その真っ白で美しい見た目です。しかし、真水で茹でると白さがくすんでしまうことがあります。ここで、『塩だけではダメなの?』と思う方もいるかもしれません。
確かに塩を加えることでカリフラワーの旨みは引き立ちますが、それだけでは不十分です!
カリフラワーの白さを保つためには、塩だけではなく、酸性の酢が必要なのです。
カリフラワーの正しい茹で方
せっかくなので、「カリフラワーの正しい茹で方」を皆さんに伝授したいと思います!
小房に分けてから茹でるとポロポロと崩れやすくなるため、私はカリフラワーを丸ごと茹でてから房に分けることをオススメします。
では、具体的な手順を見ていきましょう!
①大きめの鍋にカリフラワーがしっかり浸かるくらいの水を入れる。
②水に「酢」を加えて、沸かす。
③沸騰した湯の中に、茎を下にしたカリフラワーを丸ごと入れて約2分茹でる。
④箸でカリフラワーの上下を逆にして、さらに1分間茹でる。
⑤カリフラワーをざるに上げ、冷ます。
※酢の量は、水1リットルに対して大さじ1が目安です。また、酢の代わりに「レモン水」を使うことも可能です!
【ポイント】
カリフラワーを冷ます際は、水で冷やさないようにするのがコツです。水で冷やしてしまうと、食感が水っぽくなってしまい、せっかくのシャキッとした食感が損なわれてしまいます。
まとめ
- カリフラワーの旬は11月から3月。
- 酢水で茹でると、白さが保たれ、臭みが和らぐ。
- 水1リットルに対し、酢は大さじ1が目安。
- カリフラワーは丸ごと茹でてから房に分けるのがおすすめ。
- 冷ますときは自然冷却で、シャキッとした食感をキープ。