効率化の鬼が「セミコロン(;)」を1日に100回以上さわる理由とは?
時間最適化の専門家 ヨスです。
わたしは単語登録エバンジェリストとも名乗っていて、日々、単語登録の活用方法を考えています。
本記事では「;(セミコロン)」を活用すれば、文字入力スピードがワンランクアップするというお話です。
文字入力に関するタイムパフォーマンスがかなりアップする重要な内容なので、ぜひご覧ください!
すごく入力しやすいのにまったく使わないキーとは?
パソコンのキーボードにはすごく入力しやすい位置にあるのにまったく使わないキーがあることをご存じですか?
それが「;(セミコロン)」です。
キーボードに指を置いたとき、右手の小指で常に触っているのにまったく出番がないキーが「セミコロン」なのです。
英文を入力しているならまだしも、日本語ではまず使うことがありませんよね。
この、通常なら日本語で使われないキーを、わたしは1回に100回以上は余裕で使っています。
なにに使っているのでしょうか?
「選ぶ」という作業はタイムパフォーマンスを下げる
わたしがセミコロンを使っているのは、単語登録をするときです。いろんな単語登録の「読み」で「セミコロン」を利用しまくっています。
たとえば、自分の住所を「じゅうしょ」に登録する人がいますよね。これは効率化にすごく貢献してくれているはず!
でも、こんな問題がありませんか?
その問題というは単に「住所」と入力したいときに、自分の住所が出て邪魔をするというもの。
もし自分の住所を「じゅうしょ」に登録していなければ、スペースキーを押した瞬間にエンターキーを押せば「住所」と入力されていたはずなんです。
それなのに、自分の住所を「じゅうしょ」に単語登録したがために、「選ぶ」という作業が発生してしまいました。
「選ぶこと」は高度な作業であるため、発生するとタイムパフォーマンスを下げてしまうのです。
【解決法】「じゅうしょ;」に自分の住所を単語登録する
これを解決するために、自分の住所を「じゅうしょ;」に単語登録してしまいましょう。
こうすることで「じゅうしょ」に単語登録するよりも「;」を入力するぶん、キーを触る回数が1回増えます。
でも「選ぶ(考える)」という作業がなくなるため、結果的に入力スピードが上がるのです。
つまり以下の2つの単語の「読み」を別々にし、「選ぶ」という作業を回避しています。
ここでポイントになるのは、「;」が読みに使われる日本語の単語が存在しないということ。
使われることがないため、ガンガン利用できるのです。
セミコロンを使うほかの例
ではセミコロンを使うほかの例をいくつか紹介しましょう。
可能性は無限大です。ぜひ使ってみてください。
(1)個人情報
・でんわ;
→ 012-3456-7890
・めあど;
→ info@example.com
(2)URL
・おといあわせ;
→ http://example.com/contact/
(※お問い合わせページのURL)
・おしはらい;
→ http://example.com/payment/
(※お支払い方法についてのページのURL)
(3)正式名称
・あめりか;
→ アメリカ合衆国
・かんこく;
→ 大韓民国
(4)その他
・おひつじざ;
→ 牡羊座(3/21〜4/20)
・k;
→ 『
※「二重カギカッコ」に「k」を使う理由についてはカギカッコの入力ミスをなくする方法をご覧ください。
という感じで、セミコロンは文字入力スピードを上げるためにめちゃくちゃ役に立ちます。
ぜひご活用くださいね。
さらに詳しくはこちらの記事もご覧ください。