都内有数の花菖蒲の名所、堀切菖蒲園で今年初の花菖蒲が開花しました。
一番花となったのは「加茂万里（かもばんり）」。白と紫の配色が際立って美しい花が、早くも注目を集めています！
（写真はすべて2023年5月10日撮影）

京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩で10分ほど、落ち着いた住宅街に堀切菖蒲園があります。
1番から14番まで区分けされている「圃場（ほじょう）」には、約200品種・6000株もの花菖蒲が植えられています。

今年の一番花が開花したのは5番の圃場。5月9日に加茂万里という江戸系古花の品種が開花しました。

撮影した5月10日には、5番の圃場の中央部で隣り合った2株と、同じ圃場のさらに東側で育つ1株が、美しい花を咲かせていましたよ。

実は昨年も、一番花になったのは加茂万里。今年は昨年より6日早く開花しました。
垂れ下がる三枚の花びらは白く、紫の細い筋が入るのが特徴。内側に立ち上がる小さな花びらは濃い紫色で、白と紫の対比が印象的な花です。

今年一番に咲いた花菖蒲を撮影するため、スマホやカメラを手にした来園客が、次々に5番の圃場を訪れていました。
3番の圃場で成長中の加茂万里も、すぐに咲きそうな大きなつぼみを付けていましたよ。

2023年5月29日（月）から6月18日（日）まで、ここ堀切菖蒲園と、都立水元公園で、「葛飾菖蒲まつり」が開催される予定です。
2023年「葛飾菖蒲まつり」案内

一番花が咲いて盛り上がりを見せる堀切菖蒲園へ、足を運んでみてくださいね！

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