【ゴルフ】スライスせずにまっすぐ飛ぶインパクト前後のクラブヘッドの動き
インパクト前後のクラブヘッドの動き
多くのゴルファーはスライスしやすい傾向にある。インパクトでフェースが開いたり、アウトサイドインのヘッド軌道になってしまっているのだ。ターゲットに対してストレートボールを打とうと、インパクト前後でフェースの向きをスクエアに、かつ、ヘッド軌道をストレートにする意識が強すぎると、こうなりやすい。
インパクト前からインパクト後にかけては、フェースを閉じながらインサイドインのヘッド軌道を基準としておきたい。
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インサイドインのヘッド軌道
ゴルフクラブのライ角が直角であれば、インパクト前後のヘッド軌道の理想はストレートとなるが、ゴルフクラブのライ角は直角ではない。
ライ角:クラブヘッドの底とシャフトの間の角度。番手やモデルによって異なるが60度前後。
よって、ストレートのヘッド軌道はクラブの形状に合っていないものとなる。インパクト前後のヘッド軌道は弧(インサイドインの軌道)を描くものとするべきなのだ。
ヘッド軌道に対してのスクエアなフェースの向き
弧を描く軌道上でのスクエアなフェースの向きは、ターゲット方向に対してインパクト前は開いていたものが、インパクトからインパクト後にかけて閉じていくものとなる。
ヘッド軌道とフェースの向きはセット
ヘッド軌道とフェースの向きはセットだ。弧を描く軌道でスイングできるとフェースをスムーズに閉じやすいし、フェースを閉じるイメージを持つことで、弧を描くヘッド軌道になりやすい。
インパクト前後でフェースを閉じながらスイングできると、どのパターンのヘッド軌道でも、スライスを抑えることができるが、最も弧をイメージしやすいヘッド軌道はインサイドイン。この軌道を基準として、スライスを直していきたい。
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