なんで夜中に何度も起きるの?寝ない理由とぐっすり対策4選
何度も寝かしつけに失敗して「ようやく寝た!」と思ったら、1時間後・2時後には起きちゃう…。こんな毎日でクタクタになっていませんか?今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、なぜ夜中に何度も起きるのかを解説し、今すぐできる対策を4つご紹介します。
夜中に何度も起きる理由と対策①赤ちゃんにとって快適な睡眠環境になっているか
Point
暑い、寒い、まぶしい、うるさい、心地よくないなどの理由で泣いているのかもしれません。乳幼児は体温が大人より少し高め。涼しめのお部屋が快適に眠れます。
【対策】
・固いマットレスの上に仰向けで寝かせる(ベビーベット)
・温度20〜22度、湿度40~60%
・光が入ってこない環境(遮光はしっかりしてくださいね)
・刺激になる音が入ってこない環境
夜中に何度も起きる理由と対策②月齢にあったお昼寝をしているか
Point
お昼寝させずに就寝を迎えると、夜中何度も起きる原因になり得ます。また、夕寝は大切です。最後のお昼寝から就寝までが、活動時間を大幅にオーバーしているとトラブルにつながっているかも。赤ちゃんは、意外とご機嫌に起きていられる時間が短いので、疲れすぎる前にこの表を目安に寝かせてみてくださいね。こちらの活動時間表を確認してみてください。
【対策】
・月齢に合わせた活動時間を参考に、お昼寝させることを心がける
夜中に何度も起きる理由と対策③ねんねルーティーンを作る
Point
入眠儀式とも言われる、ねんねルーティーン。次に何をするかわかっていると安心してその行動に移ることができる「ねんねルーティーン」を作って、これから寝るということを教えてあげてくださいね。毎日続けることで、子どもにとっての睡眠スイッチを作ることができ、ねんねルーティーンがある=子どもは安心し、長く寝てくれ、ママの幸福度があがると科学的に証明されています。赤ちゃんが寝ることに納得しているかを考えてみましょう。
【対策】
・ねんねルーティーンを作る
例)お風呂→保湿→授乳→絵本→ハグ→寝床へ置く。のようなものです。
夜中に何度も起きる理由と対策④入眠のクセをとる
Point
おっぱいや抱っこでしか寝られない。おしゃぶりで寝るけど、夜はママが口に戻さないと寝に戻れない。ママが隣じゃないと寝られないなど癖を取ることで、自力で寝られるようになります。
人間には浅い睡眠・深い睡眠のサイクルがあり、浅い睡眠になったときに、寝付いた時のクセがあったら、そのクセを使わないと寝つけない状態になっているのかもしれません。
【対策】
・おっぱい(ミルク)寝落ちなら、おっぱい(ミルク)をしっかり飲んで「目が開いている」状況で、寝床に置く。※抱っこも同様です。
いかがでしたでしょうか。今回は夜泣きになる理由と4つの対策をご紹介しました。夜泣きの原因もたくさんあるので、ひとつずつクリアしていきましょう。あなたの素敵な育児を応援しています。