【宗像市】ぜいたくに「地魚にぎりとそば」をセットで♬天草大王のタタキも絶品と評判の人気そば処紹介!
田園風景の中に存在感のあるたたずまいを見せる「そば処 升風庵(しょうふうあん)」。
ここは「道の駅むなかた」からも近く、釣川河口付近から玄界灘の景色も楽しめます。
「升風庵」では地魚のにぎりずしとそばが味わえると知り、宗像大社から足をのばすことにしました。
地魚を食すには最適の土地柄ですが、そば処でいただけるというのは楽しみです。
◇「そば処 升風庵」店舗までと外観
「道の駅むなかた」から国道495号線を博多方面にすこし進むと、ホームセンター(コメリ)の「P」の看板下に「そば」ののぼり旗が立っていました。
よく見ると「そば処 升風庵」とかかれた木の看板もあり、この細い道を入るのだとわかります。
道をすすむと風情のある庭園風の敷地のさきに、店舗が見えてきました。
古民家風のどっしりとした店構えが、人気のそば処というイメージにピッタリです。
ランチタイムはかなり過ぎていましたが、席があるかどうか心配しながらやってきました。
◇「そば処 升風庵」店内
引き戸をあけて店内へはいると、正面の「すし辰」の看板が目にはいります。
「升風庵」は以前博多で「すし辰」というすし店を営んでいて、店主はすし職人なので、にぎりずしとそばが味わえるというわけです。
博多のすし店も人気店だったようで、王貞治さんなど有名人もよく訪れたとのこと。
レジコーナーの壁にも見覚えのある名前の色紙がはられています。
左手をみると、おくには個室があるようです。
右手に進むと窓ぎわがテーブル席になっています。
その奥に広々とした座敷席があり、ゆったりとくつろぎながら食事が楽しめそうです。
テーブル席の横に商品スペースがあり、そば処らしく「そば茶」が販売されていました。
◇豊富な料理の数々
単品の温そば、冷たいそばのメニューです。
「升風庵」はそば、すし、てんぷらなど、どれもおいしいことは言うまでもありませんが、それに加えて、ハーブ鶏のから揚げや、幻の地鶏「天草大王」のたたきが絶品と評判です。
浅漬けにぎりに使われる浅漬けは、京都からの取り寄せというこだわり方で、お酒のおともに単品で注文する人も多いとのこと。
◇地魚にぎりずしセット+えび天1本
好物の「そば」と「にぎりずし」のセットは、はずせないチョイスです。
オーダーはもちろん「地魚にぎりずしセット(全て税込み1,500円)」に決まりですが、そばにトッピングが欲しくなり、トッピングメニューから「えび天1本(400円)」を選びました。
トッピングえび天1本
えび天にかぼちゃとオクラの野菜天がついて、抹茶塩でたべられるようになっています。
サクサクとしたいい食感の野菜二品は、抹茶塩でおいしくいただきました。
そばにエビ天をトッピング
ねぎとシイタケがのったそばに、えび天ものせます。
だし汁のしみたえび天を口にいれると、大ぶりのえびはプリプリと歯ごたえがよく、うま味たっぷりです。
そばは細切りでのど越しもよく、予想通りおいしいものでした。
だしのうまみは濃厚で、香り高くそばを引き立てます。
地魚にぎりずし
きれいな白身が並んでいます。
*タイ
*イカ
*ヒラス
*イカのレモン塩
シャリは小ぶりで食べやすく、厚みのあるネタは新鮮そのもので歯ごたえがあり、おいしいにぎりずしを堪能しました。
みどりの山をバックに自然が広がる風景のなかで、ぜいたくな時間をすごしました。
急須で提供される「そば茶」は香りも味もよく、料理で満足した心身をさらに喜ばせてくれます。
やさしい人柄の店主の対応と、明るくはつらつとした若いスタッフの接客がこころよく、楽しく取材を終えました。
つぎは「天草大王」と京漬物を味わいたいものです。
玄界灘が一望できる釣川河口近くにある「そば処 升風庵」に足を運んでみてはいかがでしょう。
◆店舗情報
所在地/〒811ー3503 宗像市牟田尻字石ノ本1845
電 話/0940ー62ー8282
定休日/水曜日
営業時間/11:00~17:00
※定休日・営業時間については、変更の場合がありますので店舗にてご確認ください。