【札幌市】何度でも見学したくなる!北海道立衛生研究所 薬用植物園の一般公開は日時限定で9月まで!!
二十四節気の小満(しょうまん)を迎え、花や木がすくすくと成長していく季節になりました。緑豊かな札幌市が大好きな筆者です。
本日は、道立の薬用植物園が一般公開されていると聞きつけ初訪問の巻です!
北大構内からエルムトンネルほぼ上の遊歩道を西へ向かいます。
道案内がされていたので安心して進めました。
ほどなくして再び案内のボードが見えてきました。
白い煙突の根元に薬用植物園はあるようです。
ボードの矢印方向に目をやると白い煙突が見えました!
入り口でいただいた資料。
★薬用植物園 野草園ガイド 野草園を観察する際のガイド配置図と有毒無毒の説明がされていてわかりやすい資料です。
★毒草ハンドブック (後述)
★山菜採りで「遭難」しないために リーフレット
★ヒグマとのおつきあい 最近は市街地にも出没するので要注意ですね。
★ティッシュペーパー ありがたいです!
薬用植物の優良な遺伝資源の保存、調査研究材料の供給を担っている北海道立衛生研究所の植物園です。
園内は標本園、野草園、樹木園、水生植物園、栽培園に区分されそれぞれの植物には説明板もついていました。
先程離れた場所から見ていた白い煙突。
ツタが伸びて途中まで煙突を覆っていました。
ちなみに、ツタはブドウ科。
根および茎に鎮痛、止血作用があるそうです。
若芽や若葉は食用で天ぷらが良いとのこと。
薬用樹木園
細い道にも入っていって目をこらして樹木を見ると発見がある場所でした。
ヤマブドウの新芽!
9月までの一般公開期間中、生育を見守りたいと思ってしまいました。
ヤマブドウが入っているワインが好きな筆者です。
こちらも生育を見守りたいハスカップ!
黄色の花が終わり実がついた模様。
さらに膨らみ青紫に色がつくのですね~
ハスカップが入っているビールが好きな筆者でした!(笑)
真っ赤に染まるボケの花はそろそろ咲き終わりを迎えます。
温室
入室時の温度は19度とそれほど暑くない温室でした。
風から保護する意味もあると思います。
愛らしいハナキリンも見頃でした。
思っていた以上に園内至るところに花が咲いていて楽しませていただきましたよ~
マミラリア ハルボシ
サボテンもここまで可愛く花が咲くのですね!
覗き込むと蕾がまだあるので次回行った時が楽しみです♪
今まさに咲き始めの藤の花。
藤棚の下に入るととても良い香りです。
思わず深呼吸してしまうほど。
マルハナバチも飛び回っていました。
園内では身近にある有毒植物をわかりやすく展示して食中毒を防ぐ啓蒙活動をされています。
トリカブトの花は8月開花なので昨年咲いたものをドライフラワーにして展示されていました。
こちらがかの有名なトリカブト!
資料としていただいた毒草ハンドブックには間違えやすい食用植物と有毒植物が比較してわかるように掲載されていました。(全18ページ)とても勉強になりました!
また、園内には職員の方もいらっしゃるので質問もできましたよー
入り口横には野草や薬草関係の書物が置いてあり自由に見ることができました。
植物に接して学ぶひとときでした~
これからの一般公開日を載せておきますのでご参考になれば幸いです!
令和5年度 薬用植物園一般公開日(初日は4/26でした)
6/2、6/16
7/7、7/21
8/4、8/18
9/1、9/15
いずれも金曜日
公開時間13:30~15:30
北海道立衛生研究所 薬用植物園
札幌市北区北19条西12丁目