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打点が最も少ないベテラン? 37歳捕手がプロ15年目で初のシーズン20打点超え<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3打点のホ・ドファン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

28日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

KTウィズ-トゥサンベアーズ(スウォン)は初回に4点を挙げたKTが逃げ切って5-1で勝利。首位のKTは連敗を2で止め、2位サムスンライオンズとのゲーム差を5に広げました。

KTは7番捕手のホ・ドファン選手が1回裏、ライトに2点適時打。6回裏にも左中間にタイムリー二塁打を放ち、3打点の活躍を見せました。ホ・ドファン選手は今季20打点目。2013年の19打点を超えてプロ15年目で自己最多となりました。

37歳のホ・ドファン選手は07年にトゥサンでプロ生活をスタート。ネクセン(現キウム)ヒーローズ、ハンファイーグルス、SKワイバーンズ(現SSGランダーズ)と捕手を求めるチームを渡り歩き、昨季からKTに所属しています。通算打点はこの日の3打点を合わせて114。1500打席以上の現役選手の中で最も少ない打点数です。

安打数でも同打席数以上で歴代最も少ない通算272安打のベテラン捕手が、この日はバットでチームに貢献しました。

◆「公式戦は10月30日に終了予定」

韓国野球委員会(KBO)は雨天中止分などを組み込んだ公式戦日程を発表。全日程を10月30日に終える予定です。今季は4月3日に開幕。感染症の影響とオリンピックによる中断が7~8月にありました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KTウィズ戦の8回裏、キム・インテ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月28日(火)の結果

・LG 5 - 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:キム ユンシク

 敗:キム ドギュ

・KT 5 - 1 トゥサン(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:パク チョンギ

・ハンファ 1 - 1 キウム(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 2 - 7 SSG(テグ)

 勝:チョ ヨンウ

 敗:ノ ソンホ

・NC 10 - 9 KIA(チャンウォン)

 勝:キム ジンソン

 敗:パク チンテ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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