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ハズレの「人参」を買わないコツ3つ!元スーパーの店員が解説

ぱるとよ料理研究家

梅雨時期になると野菜が傷みやすいと思いませんか?

人参も同じで、冬場の人参よりも傷みやすい傾向にあります。

そこでしっかり目利きをして購入しないとうっかり傷んで人参を買ってきてしまうことも…!

今回は元スーパーの店員だった「ぱるとよ」が鮮度チェックをしていたポイントを押さえながら、傷んだハズレの人参を買わない方法、鮮度の良い人参を選ぶ方法を解説します。

スーパーの店員が鮮度チェックしているポイントその1)人参の表面を確認。

バラ売りの人参は乾燥に注意が必要ですが、3本、5本など袋入りの人参の場合は人参の表面に水分がついていないかを確認します。

袋入りの人参の場合は人参の呼吸によって袋の内側に水分がついてしまうこともあります。その水分を放置しておくと人参の表面はぬるぬるになって早く鮮度が劣化してしまいます。

ですので、袋入りの人参を買うときは人参の表面が濡れていないものを選んでくださいね。

スーパーで働いていたとき、人参の表面に水分がついていると確認できた人参の袋入りを見かけたら、見切り台に移していましたよ。

鮮度の良い人参→表面に水分がついていないもの。

スーパーの店員が鮮度チェックしているポイントその2)先端を確認。

人参は先端が痛みやすいということはご存知ですか?

ぱっと見は表面はキレイでも人参の先端を見ると傷んでいた…!ということはよくあること。

そこで、人参を買うときはバラ売りも袋売りも先端を確認するのがオススメですよ。

先端がとろけている、乾燥しているものは鮮度が落ちている傾向にありますよ。

鮮度の良い人参→先端がとろけていない、乾燥していないもの。

スーパーの店員が鮮度チェックしているポイントその3)切り口を確認。

鮮度の良い人参をゲットするためには切り口の確認も重要です。

人参は収穫してからも自分の持っている養分で成長を続けようとします。

カットした切り口からも新しい芽を出そうと成長します。

ですので、葉っぱが出てくると古い人参というのがわかります。

【補足】葉付き人参は古いわけではありません。葉付き人参の鮮度は葉っぱが黄色かどうか。黄色い葉っぱの場合は鮮度が落ちている可能性があります。

鮮度の良い人参→切り口が成長していないもの

まとめ

傷んだ人参を選ばないコツを3つ解説しました。

どれもスーパー勤務時代に見切りの目安にしていた基準です。

気になる方は参考にしてみてくださいね。

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