ちょっとしたお礼の候補に「感謝の喜もち」は黒糖の華やかさが詰まった小柄で濃厚なミニ大福
公私問わず、なにかと「ちょっとしたお礼」というものをお渡しする機会があるかと思いますが、皆さんはいかがでしょうか。
訪問や取引先へのご挨拶等かしこまったものではなく、相手の負担になりすぎないようなお礼と考えると意外と頭を悩ます方も多いという声を耳にしました。確かに価格帯だけではなく、個数や大きさなど候補は無限大ですものね。今回は、そんな時重宝しそうなお菓子を、創業1899年の老舗和菓子屋「赤坂青野」さんの銘菓からご紹介。その名も、「感謝の喜もち」です。
丁寧にひとつずつ包装されており、そっと包みを解けば純白の隙間から覗く黒曜石のような色合いがちらりと。けれど、こちらの慎ましやかな見た目とサイズ感だけでは判断してはいけないのがこのお菓子。小さな大福もち、と公式サイトに掲載されておりますように、きちんとこし餡が包まれているのです。
黒砂糖のブランド銘柄のひとつともいわれる、波照間産の黒砂糖をお餅にもこし餡にも惜しげもなく使用した大福。以外にもしっかりと噛み応えのある黒糖入りのお餅は食べ応えがあり、黒砂糖のエキゾチックで華やかな香りが噛めば噛むほどに口いっぱいに開花。とろりとしたこし餡からも同様の南国の風を感じますが、時折こし餡としての小豆らしい味わいも見え隠れする絶妙な調整具合。また、贅沢にも和三盆が塗されているというのも特徴のひとつ。独特の芳香や旨味を放つ黒砂糖を、その見た目のごとくそっと包み込んでくれるような和三盆の上品な風味や口当たりは、慎ましやかさをエレガントに昇華させてくれているよう。
メインは黒糖なのですが、その上品さがむしろアクセントとなっているような仕上がりは、強かな珈琲にも負けない存在感とどこかほっと落ち着く味わいが見事に共存しています。
お煎餅など、個包装の差し入れはカジュアルな気軽さも魅力のひとつですが、すこし大人の味わいと拘りが詰まったお菓子も目上の方やお世話になった方への気取らない差し入れとして重宝しそうなこちらの感謝の喜もち。お茶にも珈琲にも合う味わいですので、季節問わず手土産リストに加えておくと、なにかと便利かもしれませんね。
こちらは5個入りですが、化粧箱入りなど個数やサイズもお選びいただけます。