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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part180:家電がアップで映し出される 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

韓国ドラマって、一度見るとなぜだかすごくハマってしまいますよね!

韓国ドラマ鑑賞が毎日の楽しみになっている、癒しの時間になっているという人も多いのではないでしょうか?!

この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」では、ドラマによく出てくるシーンから韓国の文化や習慣、日本との違いなどを分かりやすくお伝えしていきますよ♪

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね~^^

それでは、今回の不思議をさっそく見てみましょう!

今回は、ドラマを見ているときにちょっと気になるアレ…について書いてみました!

「あちらこちらにモザイクがかかっているのはナゼ?!」

韓国ドラマを見ていると、「ナゼこんなところに?!」と思うような場所にモザイクがかかっているシーンが出てくることありませんか?

よくモザイクがかけられているものには、こんなものがあります。

・包丁やナイフなどの刃物

・番組を視聴中もしくは、ゲームをプレイしているときのテレビの画面

・客間やリビング、会社などに飾られている絵画

・街中にあるお店の看板

・部屋のなかに飾られているぬいぐるみ、UFOキャッチャーのなかの景品のぬいぐるみ

・着ている服についているブランドのロゴマーク

こういったものにモザイクがかけられていることが多いんです!

こうしてみると、ありとあらゆるものにモザイクがかけられていますよね笑

日本のドラマのなかではモザイクがかかっていることってないですよね。

なので余計モザイクの違和感がアリアリなんですが、韓国ドラマでは珍しいことではないんですよ~!

どうしてこんなにもモザイクがかかっているシーンが多いのか…その理由が気になりますよね。

まず、包丁やナイフなどについては、このようなワケがあるんです。

ドラマのなかで調理をしていたり、果物の皮を剥いていたりするときには、包丁やナイフを使っていてもモザイクがかけられることはありません。

では、どういうときにモザイクがかけられるのかというと、「刃物が凶器として使われているとき」なんですね。

サスペンスドラマなどでは、刃物が凶器として出てくることって多いですね。

ドラマとはわかっていても、凶器が映し出されるとちょっと生々しい感じがしてしまいます。

そのため、視聴者への影響や配慮という点から、こういったシーンではモザイク処理が施されているんです。

それ以外のものにモザイクがかけられているのには、どういうワケがあるのでしょうか?

それは…スポンサーの協賛商品ではないから!

そして、著作権の問題が色々複雑だから…というのが大きな理由なんですね~!

スポンサーの協賛商品以外の商品がアップで写し出されるときや、絵画やぬいぐるみなどのキャラクターを使った商品が出てくるときには、モザイクでぼかされているんです。

また、韓国ドラマでは、スポーツジムで身体を鍛えているシーンがよく出てきますよね。

そのときに着用しているスポーツウエアに注目してみてください。

胸元などについているブランドのロゴマークがモザイクでぼかされていませんか?!

なかにはガムテープを貼って隠していることもあるんです!笑

そこまでして隠すなんて、なんだかスポンサーやメーカ―名にすごく敏感な感じがしますよね。

実はそれには、韓国のテレビ番組ならではの事情があるんです…!

詳しくは、次の不思議と合わせて説明していきますね!

「化粧品や家電がアップで映し出されがち!」

ドラマのなかで女優さんが使っている口紅やクッションファンデなどの化粧品、掃除機やドライヤーなどの家電製品が、やたらとアップでゆっくり映し出されるシーンをみたことありませんか?

展開が早い韓国ドラマのなかで、少し不自然に感じてしまうくらいです笑

ゆっくりと丁寧にアップにされるので、ついつい気になってしまいますよね。

これ実は、「Product Placement(プロダクトプレイスメント)」、略してPPLと呼ばれるものなんです!

PPLは間接広告ともいわれていて、韓国ドラマではよく使われている手法のひとつです。

なぜPPL(間接広告)がよく使われるのかというと、これにはCMが関係しています。

なんと韓国のテレビはひとつの番組の途中にCMが入りません!

CMは番組と番組の間に集中して流れるんですよ。

ドラマやニュースなどが始まると、その番組が終わるまでCMが入らないんです。

あいだにCMが入らない分、ドラマのなかで特定の商品をアップで映し出すことによって宣伝効果をアップさせるという目的でPPL(間接広告)が使われているんです!

PPLとしてよく出てくるのは、このような商品です。

・口紅やクッションファンデ、スキンケア用品

・ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー

・コーヒーやお茶、ペットボトル飲料

・ドライヤー、コーヒーメーカー、掃除機、スマホなどの家電

どれも生活のなかで使うことが多いものばかりですね。

これならドラマのなかに自然に溶け込ませながらも、注目させることができますよね!

飲食店がスポンサーになっているときは、そのお店が撮影に使われていて、ドラマのなかに登場することも多いんですよ。

先ほど、韓国ドラマには、モザイクが多いと書きましたね。

スポンサー以外のものにはモザイクをかけてぼかすのは、スポンサー企業の商品を目立たせるためでもあったんですね。

モザイクとPPLには、韓国ならではのCM事情があったとは…!驚きですね~!

いかがでしたか?

今回は、韓国ドラマを見ているときに気になること2つについて書いてみました!

モザイクをかける謎、そしてPPL(間接広告)。

この2つには、スポンサーとの関係が大きく関わっていたんですね~!

モザイクには違和感もあったのですが、このような深いワケがあったとは…笑

こんなところにも日本との違いがありましたね!

それでは、また次回もお楽しみに~♪

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韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者12万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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