B級1組に残留できるのは山崎隆之八段(39)か、それとも畠山鎮八段(50)か? 今期順位戦最終対局
3月12日。東西の将棋会館においてB級1組順位戦最終13回戦がおこなわれます。
昇級2枠はすでに菅井竜也新八段、斎藤慎太郎新八段と確定しています。
一方で降級2枠のうち、1人は谷川浩司九段です。
あともう1人は山崎隆之八段(39)と畠山鎮八段(50)のいずれかとなります。
残留、降級にからむ対局は以下の通りです。
▲屋敷伸之九段(4勝7敗)-△山崎隆之八段(3勝8敗)
▲松尾 歩八段(4勝7敗)-△畠山 鎮八段(3勝8敗)
いずれの対局も大阪・関西将棋会館でおこなわれます。
屋敷九段、松尾八段は、順位の差で、いずれも残留を決めています。
順位は山崎八段が6位。畠山八段が11位。両者の成績が並んだ場合には、順位上位の山崎八段が残留となります。
自力の山崎八段は自身が勝てば残留。また畠山八段が負けても残留です。
他力の畠山八段は自身が勝って、山崎八段が負けた場合のみ残留となります。
▲屋敷-△山崎戦、両者の過去の対戦成績は屋敷九段6勝、山崎八段4勝です。
また▲松尾-△畠山鎮戦、両者の過去の対戦成績は松尾八段8勝、畠山八段3勝です。
B級1組順位戦の持ち時間は各6時間(ストップウォッチ使用で1分未満切り捨て)。対局は10時に始まり、通例では夜遅くに決着します。