JR北海道「小樽ー札幌間」、信号トラブルで一時運転見合わせ 高速バス大混雑で積み残し発生も
2024年10月20日、午前9時現在、桑園ー札幌間の信号トラブルによりJR北海道の小樽ー札幌間の運転を見合わせている。筆者は午前9時前に札幌方面へ向かうために小樽駅へと行ったところ、改札口前の掲示板には運転を見合わせている旨の掲示が出されていたほか、他の交通機関を利用する旨の案内放送が繰り返し行われていた。なお、振替輸送に関する案内放送は筆者が聞く限りでは行われていなかった。
こうしたことから、高速バスで札幌駅へ向かうために小樽駅前のバスターミナルに行ったところ、札幌行の高速バス乗り場には長蛇の列が出来ており、9時5分発の便には全員が乗り切れず積み残しが発生した。次の便は岩内始発の札幌行の高速いわない号が9時15分の発車となるが、小樽に到着した時点ですでに半分ほどの座席が埋まっており、乗車できたのは20名弱の乗客だった。
筆者は、このバスにどうにか乗車することができたが、高速バスを待つ乗客の列は時間が経つにつれて長くなっている様子だった。9時台のバスはこのあとは、9時35分発と、岩内から来る9時55分発の2便のみだ。
9時15分に小樽駅前を発車した高速いわない号は、この記事を配信した時点では札樽自動車道を札幌西インターに向かって走行中である。小樽駅前出発の時点では、補助席の使用はなかったが、その後、小樽市内や高速道路上のバス停でさらに客を乗せ、(高速)見晴バス停ではついに補助席も満席となり、再び積み残しが出た。こちらのバス停でバスに乗れなかった乗客は、バスの前で呆然としているかのように見えた。
【2024年10月20日10時00分追記】
JR北海道は9時55分に以下の公式発表を行いました。
- 2024年10月20日 09時55分現在
- 【設備点検による列車への影響について】
- 函館線の下り線 桑園→札幌駅間で、線路および信号設備の確認を行ったため、一部の列車に遅れが出ています。
【運転再開】
・函館線 小樽~札幌間(下り線) - ※以下のエリアに影響があります。
- 札幌近郊
- 道央エリア
- 道南エリア
(了)