ニューヨークで行われた「ラーメンコンテスト2019」（ジャパンフェス実行委員会）で「世界３位」に輝いたラーメン店が大阪の上新庄にあるという。そんな噂を聞き及び、足を運びました。その名も創作ラーメン「KUCHE（クーシェ）」です。

阪急京都線上新庄駅から徒歩で５、６分ほど。外観はカフェのような雰囲気で、中に入ると、店内も木目調のお洒落な内装になっていました。

カウンター６席、テーブル２人掛け１、４人掛け１の全12席。ちなみにブランド名はドイツ語で台所という意味だそうですよ。

着席後、メニューを拝見し、迷わずイチ押しのつけ麺「つけKURO」（1000円）を頼みました。

ラーメンが届く前に壁に貼られている同店の紹介記事などをチェック。それによると、同店のオーナーは、つけ麺の可能性を感じ、今までのイメージにとらわれない自由なつけ麺を作りたいと考え、そこから試作を重ねて約５年、和洋中のほか、あらゆる料理からヒントを得て看板メニューの「つけ麺KURO」を生み出したということです。

ニューヨークのラーメンコンテストで世界３位の称号を得た記事もあります。

ますます興味がわいてきましたね。

と、「お待たせしました」と、つけ麺が届きました。

見ると、どろっとした印象のつけだれ。なんでしょう、この濃い色合いは。ミステリアスですね。麺は太麺。見るからにボリューム感があります。

分厚い炙りチャーシュー、カイワレ、半熟卵のトッピング具材は別皿で出てきました。上品感がありますね。

どんなお味でしょう。

麺を投入します。たれを絡めます。すすります。

これはおいしいです！

口の中で一体化し、すごく奥深い味です。

太麺なのでしっかりずっしり。コシもいい感じでもちもちしていますね。

少し説明を加えると、とんこつ魚介出汁で、細切り肉が入り、こがし醤油の味わいがあります。それをバルメザンチーズがまとめています。チーズの味が決め手でしょうか。

確かに試作に５年を要したのが頷けます。

とにかく旨い！

インパクトの強さの中にも繊細さがあります。

チャーシューは直前に炙っているので香ばしいし、カイワレがまた相性が抜群ですね。

最後はスープ割りか、さらに小ごはんを入れてのごはん割りもありますよ。

ミステリアスな出汁に圧倒されつつ、一気に麺をすすり上げ、あっという間に完食でした。

この味に出合えて、単純に嬉しいです。

衝撃、感動、そして笑顔になれました。

なお、予約ができないため、多々行列ができていますよ。

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