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【大阪・天六】創業71年の老舗たこ焼き「うまい屋」は途中で生地を足す二度焼き!シンプルで旨い!

北代靖典フリーライター(大阪市)

おいしい「たこ焼き」が食べたい。

といっても、あまたのたこ焼き店がありますからね。

そこで本日は、創業71年目の「うまい屋」を訪ねました。

商店街にある下町の人気たこ焼き店
商店街にある下町の人気たこ焼き店

最寄り駅は大阪メトロ天神橋筋六丁目駅、天五中崎通商店街の中にあります。

踏み入った店内は20席。

テイクアウトはもちろん店内でもいただけます
テイクアウトはもちろん店内でもいただけます

下町のたこ焼きといった雰囲気ですね。

店頭で焼いている姿を間近に見られるのも、楽しいでしょう。

創業71年の老舗たこ焼き「うまい屋」とは?

ここは1953年(昭和28年)の開店だから、今年で71年目となる老舗です。

たこ焼きは8個(460円)から。

店内ではビール(中 550円)も飲めますよ。

着席後、早速、8個を注文しました。

たこ焼きは8個から
たこ焼きは8個から

間もなく、おいしそうなたこ焼きがテーブルに届きました。

さあ、食べましょう。

温かいうちに、ソースをつけていただきました(ソースなしでもおいしいですよ)。

ソースは自分でつけて食べます。青のりなどなし。

いたってシンプル!
いたってシンプル!

そのまま食べてもうまい
そのまま食べてもうまい

自分でソースをつける
自分でソースをつける

うん、これは旨い!

カツオ出汁が効いていて、外はカリッと、中はとろ〜り。

クセになる食感。おいしいですね。

中身の具はタコと紅生姜と天かすくらいか。タコが特別大きいわけでもありません。

いたってシンプル。

シンプル・イズ・ベスト!

店内ではフォークで食べる。外はカリッ、中はもちもち!
店内ではフォークで食べる。外はカリッ、中はもちもち!

ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたことも(ビブグルマンの定義は、価格以上の満足感が得られる料理)。実際、かなり味わい深いのです。

「うまい屋」は特注銅板!途中で生地を足す二度焼きがウマい!

創業以来、焼き方は変わっていないと言います。

ご主人は4代目、喜多泰造さん。

ご主人は4代目
ご主人は4代目

「オープンした時は、この辺りにはここだけだったと聞いています。当時から残っているのが壁の看板だけで、ブリキ製です」

創業当時の看板。ブリキ製
創業当時の看板。ブリキ製

最後にたこ焼きのこだわりも聞いてみました。

特注銅板で焼く
特注銅板で焼く

「道具ですね。全部特注で熱伝導の良い銅板で作ってもらいました。厚みにもこだわっています。たこ焼き専用です」

なるほど。

おいしい秘密は銅板にもあるんですね。

それと、焼いている途中で生地を足す「二度焼き」が特徴でしょうか。

カツオベースの出汁を効かせた生地を、特注の銅板へ2度に分けて流し込み、丁寧に焼き上げるのです。だから外はカリッ、中はモチモチです。

一つずつ焼き加減を見ながら、最適の状態にして焼いているそうですよ。

二度焼き!生地を途中で再度流し込む
二度焼き!生地を途中で再度流し込む

いや~、二度焼きは珍しい。おいしかったです!

店舗情報

店名:うまい屋
住所:大阪市北区浪花町4-21
電話:06-6373-2929
営業時間:11:30 ~19:00
定休日:火
アクセス:大阪メトロ天神橋筋六丁目駅13番出口から徒歩約3分
JR天満駅徒歩5分

フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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