「イカゲーム」の白スニーカーは「無印良品」だった! ハロウィンの本命は緑ジャージか赤ジャンプスーツか
ハロウィンシーズンが到来した。コロナ禍ということもあり、かつてほどの大騒ぎにはならないハズだが、金曜夜の今夜から当日の10月31日(日)にかけて、街中や自宅で仮装やパーティを楽しむ人々で盛り上がることは間違いない。
中でも今年の大本命は、世界中で爆発的ヒットを記録している韓国発のNetflix(ネットフリックス)ドラマ「イカゲーム」のユニフォームだ。
TシャツはNetflixの公式グッズECサイトで購入が可能だ。一方、ゲームの参加者が着る緑のジャージと、監視人の赤い(ピンク?の)ジャンプスーツは、“コスプレ”として、アマゾンやQoo10などで類似商品が発売されている。ハロウィンを前に、Netflixの公式インスタグラムでは、緑ジャージを手に入れられるキャンペーンを実施。タレントのダレノガレ明美が「だるまさんが転んだ」の鬼役の女の子を模した、黄色いTシャツにミニワンピース姿のコスプレをインスタグラムで披露するなど、気運が盛り上がっている。
緑ジャージ姿を完成するのに不可欠なのは、白いシューズだ。どこにでもありそうなヒモなしのスリッポンタイプで、ネット上では「VANS」(ヴァンズ)だと言われて売上げが急上昇していると伝えられている。
だが実はこれ、「無印良品」の“疲れにくい スリッポンスニーカー”で、タイではSNSなどでも話題になり、すでに1万足以上売れたヒット商品になっている。
日本でも「無印良品」の公式サイトでは「残り僅か」のサイズが多く、中には「在庫切れ」になっているものも。アマゾンの無印ストアでは28日現在、全サイズが「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」となっているため、店頭で購入するのがオススメだ。
“疲れにくい スリッポンスニーカー”の価格は2,990円(消費税込み)で、色は黒との2色展開。ヒモタイプのスニーカーも同価格で販売している。土踏まず部分と、指のつけ根部分に十分な厚みを持たせ、スムーズな歩行を誘導するインソールを内装。アウトソールも、スムーズな重心移動で足の動きを妨げにくい形状を模索。アッパーの生地はオーガニックコットンを使用。撥水加工が施されているため、白でも汚れにくい仕様となっている。
これは「無印良品」のロングセラー・定番商品を見直し、アップデートするプロジェクトから生まれたもので、そのアプローチや改良点などについても丁寧に説明されている。「イカゲーム」の撮影時、過酷なゲーム中にも、疲れにくさの威力が発揮されたことを願いたい。