人参は買ったまま冷蔵庫に入れないで!長持ちする保存方法を元スーパーの店員が解説
人参は日常的に使う便利な野菜のひとつですよね。
スーパーや青果店では、袋売りや、1本ずつはだかのままバラで売っていますよね。
特に注意したいのが、はだかのまま1本ずつ売っている人参!
そのまま冷蔵庫に保存すると、すぐに傷んでしまう結果に!
今回はバラ売りの人参のおすすめの保存方法を、元スーパーの青果担当だった「ぱるとよ」が解説します。
買ったまま冷蔵庫に入れるとNGな理由!
基本的な人参の販売形態は2つです。
1)袋売り:数本の人参を袋に入れて販売
2)バラ売り:1本ずつはだかのまま販売
1)袋に入っている人参は基本的にはそのまま冷蔵庫に入れても大丈夫ですが、2)の人参は絶対にそのまま冷蔵庫には入れないでくださいね。
2)の人参を2日間冷蔵庫でそのまま保存した結果がこちらです。
人参の皮が黒ずんで、やわらかくなって傷んでしまいます。理由は、冷蔵庫で人参が乾燥してしまったためです。
【補足】
スーパーや青果店で、1本ずつはだかのままバラ売りしている人参も売り場の風に当たって、傷みやすいです。お店によってはにんじんを1本1本包んで販売されているところもあります。
購入するときは、人参の皮が黒ずんでいないか?萎びていないか?鮮度チェックするのをオススメします。
では、どうやって保存したら良いのでしょうか?
忙しいとき:袋に入れるだけでOK
人参を保存するときに最低してほしいことは、下の写真の右側の人参のようにポリ袋に入れて冷蔵庫に入れること!
スーパーや青果店で商品を袋に詰めるサッカー台に常備されているポリ袋でもOKです。
購入後の袋詰めのときに、人参をポリ袋に詰めます。それをそのまま冷蔵庫に入れるだけで大丈夫です。
たったこれだけで、冷蔵庫の乾燥から人参を守ってくれます。
ちなみに「はだかのまま」、「ポリ袋に入れて」冷蔵庫で保存し、比較しました。
その結果、「はだかのまま」の方が皮が黒ずんで萎びていました(保存2日目)。一方、ポリ袋に入れた人参は、皮にハリがあり黒ずみなどの傷みはありませんでした。
忙しいときは、ポリ袋に入れるだけで人参の鮮度が長持ちしますよ!
時間があるとき:キッチンペーパーで包んで!
ポリ袋に入れるだけだと、どうしても人参から蒸散される水気がポリ袋内で水滴となり人参に付着します。人参は水滴に弱く、傷む原因のひとつです。
ではどうやって保存するのが良いのか?
1)キッチンペーパーで人参を1本ずつ包みます。
人参から蒸散される水気をキッチンペーパーが吸収してくれます。
2)ポリ袋に入れます。
3)冷蔵庫に人参を立てて保存します。
ちょっとした手間は掛かりますが、これだけでポリ袋に入れるよりも鮮度が長持ちしますよ。
時間がある方は試してくださいね。
まとめ
今回は、人参(バラ売り)の保存方法をご紹介しました。
・忙しいとき:ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存
・時間があるとき:キッチンペーパー+ポリ袋+立てて冷蔵庫で保存
気になる方は、試してくださいね。
生活に役立つ「食材」の裏ワザ・豆知識
上記リンク先は外部サイト(ぱるとよ)へ移動します。