中洲で夜から朝までの営業

九州の夜の繁華街といっても良い福岡中州。その眠らない街で、夜から朝までの営業という、まさに繫華街だからこそのお店。深夜０時から朝の７時まで。日常生活と真逆のお店は、神奈川県川崎市のソウルフードといわれる、ニュータンタンメンをルーツとする、新タンタンメンをいただけるお店。営業時間もさることながら、その味わいも注目のお店。福岡では珍しさ満載のお店を訪問してみました。

中州の国体道路から一本入った路地のビルを目指します。

雑居ビルの一角に、新タンタン珍珍の看板を発見。

このビルの路地を入れば、お店があります。夜の匂いが漂う雰囲気ですが、これもまた風情。

こちらがお店。ネオンが鮮やかです。

新タンタンメン

この新タンタンメンなるメニュー。川崎のソウルフードと言われる、ニュータンタンメンがモチーフのよう。唐辛子の刺激とまろやかにする溶き卵。そこにニンニクの風味がグッとくる。インパクト大ながら中毒性ありの味わい。

唐辛子とニンニクは強めの味わいですが、そこをまろやかにする溶き卵がよいですね。うまくバランスよく絡んで美味しい。

ツルッとしたコシのある太めの麺と、挽肉も混ざり合ってよい食感。辛さの刺激も程よく、辛さは増せるので辛党には嬉しいメニュー。

唐辛子や挽肉は坦々麺という感じですが、溶き卵はどちらかと言えば辛麺。坦々麺と辛麺のブレンドといったメニュー。

チャーハンと餃子も

サイドメニューのチャーハンと餃子も外せない。チャーハンは優しい味わいで、このインパクトのタンタンメンには、ちょうど良いバランス。

パラパラっと仕上がったチャーハンは、香ばしくまろやかで美味しい。この辛さの味わいと絶妙のバランス。

餃子も、もちもち感溢れる皮にみそダレが美味しく絡みます。これはお酒にもよく合うメニュー。もちろんタンタンメンにも。

やはりこの３点セットは鉄板ですね。

〆にいただくタンタンメンも良いですが、その前に一品料理で軽くお酒を飲んでというのも良いですね。深夜営業というレアなお店で、食べて飲んでといろんな楽しみ方ができる。こんなお店を一つ知っていると、また夜が楽しめます。

新タンタンメン　珍珍