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理系院生が就活の面接で注意すべき自己PRの話し方

酒井一樹就活SWOT代表

理系の就活生、特に大学院生にとって、就活の面接で必ずと言って良いほど聞かれるのが「研究」についての話です。

今回は製造業で研究職に就職した社会人の方から、

理系学生の研究についての自己PR方法と面接訓練方法についてアドバイスをいただきました。

Q:まず、どのような研究を行っていたか教えてください。

学生時代には、ヘリコプターなどの回転翼について研究していました。

研究ではプログラムを用いて様々な数字をだし、プロペラの効率について勉強しました。

就職活動時にアピールした点は、緻密な作業を諦めずに作業できる点などです。

プログラムは、機械が計算するので、少しでの入力ミスがあったり、数字が違っていると機能しません。

細かいところな何度も何度もなおし、正しい数字が出るまで作業を続けました。

作業自体は、地味な作業が多かったと思います。

実験などもほとんどしなかったので、研究資料とパソコンに向かいっぱなしでした。

しかし、ひとつの研究を終わらせることができた充実感を味わうことができました。

このような達成感や充実感を味わうためには、ひとつのことに没頭することが必要だと思います。

そしてそれを会社でも活かしていきたと面接官に伝えました。

出典:就活SWOT

Q:面接の練習として、具体的に意識したことや対策したことを教えてください。

面接を受けるときには、研究での内容をほぼ100%質問されます。

そのときに内容をうまく伝えていく必要があります。

研究内容の細かい情報を話しても面接官には伝わらないので、理系出身でもないような人に対して面接の練習をして、内容を簡潔に伝えて理解してもらえるかチェックしていました。

面接の練習は、とにかくいろんな人に面接官役をやって練習していくことで力がつくと思います。

様々なパターンを経験していく中で自分の中でぶれないところが出てきます。

そしてそこをアピールしていけば、どの会社を受けても自己PRをいちいち作り直さなくてもよくなります。

これから就職活動を行う人は、とにかくいろんな会社を受けてみるといいと思います。

エントリーシートなどは、書いてから一日置いてから見直すと、当日は気がつかなかった改善点が出てきたりします。

出典:https://swot.jp/shinsotsu/28211/

編集部から

この体験談は日本大学理工学部卒、ペンデライオンさんからいただきました。

理系ですでに研究室に入っていらっしゃる方の場合、

研究内容についてはかなりの確率で聞かれることでしょう。

聞かれるとわかっているのであれば、

それについてしっかり対策がしてあれば確実に対応がしやすくなります。

注意点としては本文中にも書いてある通り、

自分以外の色んな人に話したり、書いたものを読んでみてもらうことです。

研究内容について、専門外の方に説明することはなかなか難しいものです。

ついつい専門用語を使ってしまったり、ただ単に研究成果の解説になってしまったりと

独りよがりになってしまわないように、フィードバックを受けましょう。

就活SWOT代表

慶應義塾大学在学中、世界初の就活SNSの代表に就任。国内最大の就活SNSへと成長させた後に大学を卒業し、エグゼクティブサーチを行う人材ベンチャーに入社。役員・事業責任者などの幹部人材の採用支援に携わる。2009年にエイリストを設立し「自分の頭で考え、行動する人材を増やす事」を命題として就職情報サイト「就活SWOT」を開設。

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