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【富田林市】3日間開催、金剛地区中グラ盆踊りが4年ぶりに復活!グルメ屋台も勢ぞろいの初日をご紹介

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

夏真っ盛り!富田林でも、毎週のようにどこかの町で夏祭り・盆踊りが行われていますね。

さて、7月下旬にご紹介した時は、昔からある集落、地車(だんじり)がある町会の夏祭りを回りました。しかし、夏祭りは新興住宅地でも開催されています。

昨日から3日連続で、金剛地区にて金剛地区中グラ盆踊りが開催されるという情報をキャッチした私は、さっそく初日の昨日、見に行ってきました。

場所は南海金剛駅から大通りを歩いた先にある金剛中央公園です。いつものイベント会場ですね。

というわけで、南海金剛駅から会場に向かってみましょう。

目の前に工事中の陸橋がありますが、17日に大型のクレーンが入って撤去するそうです。陸橋の先にはすでに取り壊されたピュア金剛跡があって、2階部分に直結できるように作られたもの。

ピュア金剛跡地の壁には、子どもの描いた絵が展示されていました。

金剛中央公園に近づくと、会場に向かう多くの人の姿が。浴衣姿の女性の姿もあります。

基本的にイベントのときに来ているからかも知れませんが、金剛中央公園の周りは、いつも賑やかですね。

金剛中央公園の入り口には的屋さんの屋台があります。だんじりのある町の盆踊り大会とは、少し雰囲気が違いますね。

さて、金剛中央公園の入口から階段で降りてみましょう。

金剛中央公園が見えてきましたが何か変ですね。お店の出店などがありません。

金剛中央公園に降りてきました。ここで一瞬疑問に思いました。冬に開催される金剛バルなど、いつもならイベントをしているはずの会場なのに、ここには何もないからです。

周りの人の動きを見ればすぐにわかりましたが、今回の盆踊り大会はその下側、金剛中央公園グランドで行われるからです。

それで盆踊りの名前が「中グラ」だったんですね。

いつもの中央公園のイベント会場から下に降りた中央公園グランドまで来ると、多くのテントと人の姿がありました。

まだ明るいですが、たくさんの人の数ですね。そして周りには数多くの屋台が並んでいます。

ゆっくりと会場の様子を見てまわりましょう。

中央に櫓(やぐら)があります。今まで見てきた盆踊り大会の櫓と比べると小さめなのは、音源を使っての盆踊り大会だからでしょうか。

この日は初日のオープニングイベントとして、和太鼓の演舞が行われていました。

ちなみに今日8月11日には、地域の若者によるDJブースの開催があり、明日8月12日には大阪狭山出身で大阪狭山市観光大使も務めておられるプロミュージシャン・西浦秀樹さんが出演されるそうです。

既に行列のできる店があるなど、グルメ屋台は大賑わいです。

こちらは驚きました。「鯉すくい」とあります。金魚ではないと言いきっています。

屋台の人に話を伺うとやはり鯉なのだそうで、金魚のような大きさをした錦鯉の稚魚だそうです。

確かに見た目は金魚よりも地味目の色をしているので鯉なのでしょう。そんなに大きくはならないという事でしたが、上手く育てると結構大きくなりそうな気がします。

さらに流しソーメンならず流しラーメンというのがあります。日本一短いそうです。こちらも楽しそうですね。

食べ物にこだわったお店もいくつかあります。右手に見えるのは蓮花さんの餃子。寺池台3丁目の中華料理屋さんですね。

その横にはくじ引きコーナーがあります。

さてグラウンドの中央に櫓があり、その周囲を多くの屋台が囲んでいるのですが、

一部グラウンドの外に屋台があります。こちらは的屋さんが中心に並んでいました。

グラウンドの中と違い、プロフェッショナルな雰囲気のある的屋さん街という感じです。

ちなみにトイレは的屋さんの並んでいるエリア、グラウンドの外にあります。

グラウンドに戻ると大掛かりなハウスのようなものがありました。

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」のようなものが置いてあります。

あとで確認できましたが、モルックではなく、木のピンを立ててボールで当てるゲームのようでした。

実際にプレイをしている様子です。行列ができていて大人気のようでした。

こちらは幟にスパムおにぎりとあります。下を見ると米584と書いてあります。富田林西口のお店ですね。

唐揚げのお店は行列ができていました。ここに来る途中でも唐揚げを楽しみにしていたお子様の声が聞こえましたが、確かに人気ですね。

こちらではバターコーンを販売しています。

玉子せんべいとミルクせんべいのお店です。段ボールに手書きで書かれていて、夏祭りらしい雰囲気ですね。

こちらは富田林西口近くのミックスジュースのお店です。

ちょうどミックスジュースをつくる瞬間を抑えました。

一通り見るとお腹が空いてきましたので、何か食べることにしました。冷やしうどん(250円)があったのでそれをいただくことに。

こちらが冷やしうどんです。

けっこうなボリュームがあります。またベンチなどはありませんが、グラウンドの端のほうでは座れる場所がいくつかあります。

ご存じの方も多いかと思いますが、念のためのご報告です。

まだ少し日が明るかったので、うどんを食べながら暗くなるのを待ちました。

待っている間、団地が光に照らされてオレンジ色に輝いていました。

そろそろ暗くなってきたようです。点灯している提灯がはっきり見えるようになりました。

踊っている皆さんがおられます。浴衣姿の正統派の方から、私服姿の方まで様々です。

音頭取りがいない分、流れる曲に幅広いレパートリーがあるのが特徴でした。江州音頭や河内音頭はもちろん、私が知っている他の地域では流れない炭坑節も流れましたし、驚いた事に一休さんまで流れていました。子供向けの音頭のようですね。

ここで主催者の方が壇上に上がり、今回の盆踊り大会に関するスポンサーの発表と感謝の言葉を述べられていました。一度は中止の可能性もあったそうですが、有志が実行委員会を引き継いでボランティアで開催にこぎつけたそうです。

この中で「次世代につなげていきたい」という言葉が印象的でした。今の子供たちが将来浴衣を着て踊ればまた次の世代につながる。夏祭りをずっと続けるためには大事なことですね。

暗くなり、ますます人が増えてきました。金剛地区は隣の金剛東地区や狭山ニュータウンを含めると本当に多くの人が住んでいるので、一堂に集まるとすごいですね。

櫓の上では歌手の生歌の披露もありました。ちなみに櫓の周りについている幟は3万円協賛した方のものです。

これが今日明日とあと2日間続くのですから、金剛の夏は4年ぶりに熱くなったんだなあと実感しました。

シートを持ってきているファミリーです。周りは芝生なのでこういうこともできるんですね。

また中央グランドの上、いつものイベント会場は静かですが、このようにブランコで遊んでいる子供たちの姿もありました。

そしてこの自転車の数です。本当に多くの自転車があって圧倒されました。それだけ4年ぶりに復活した盆踊り大会をみんな心待ちにしていたのでしょう。

というわけで、昨日の初日の様子を紹介しました。金剛中グラ盆踊りは、明日まであと2日間ありますので、興味のある方は、ぜひ金剛中央公園グラウンドに足を運んでみましょう。

金剛中央公園グラウンド
住所:大阪府富田林市久野喜台2丁目2
開催日時:8月11日・12日 18:00~22:00
アクセス:南海金剛駅から徒歩14分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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