Yahoo!ニュース

【泉南市】遂にオープン日決定!「100時間カレー」って何?大阪にわずか2店舗「あべの店」で食べてみた

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉南市・泉佐野市)

「イオンモールりんくう泉南」2階のフードコートにこの秋オープン予定の「100時間カレー」。インパクトの強いネーミングと「日本最大級のカレーグランプリ史上初のV2」のポップを見て、オープンを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。 
なにより、イオンのフードコートに“カレー”が来る! 

ひとりのカレー好きとしては、これがめちゃめちゃうれしいのです。

「100時間カレー」とは

「100時間カレー」って、シンプルに「100時間」煮込んでるの? と想像しますが、株式会社アークスの越川 耐(こしかわ つよし)さんにお話をうかがったところ、「製造に100時間かけている」とのこと。その工程がこちら。

①香味野菜と果物をひたすら炒める
玉ねぎ、人参、にんにく、生姜、トマト、リンゴ、バナナ、マンゴー等の香味野菜と果物を飴色になる迄ひたすら炒める、炒める…。
②トロトロになる迄じっくりと
別の寸胴で大量の牛を香草やセロリと一緒に、トロトロになる迄じっくり時間をかけて煮込む。
③混ぜ合わせながらさらに煮込む
1で炒めた寸胴に、2で煮込んだ牛のダシ(フォン)を加えて、混ぜ合わせながら更に煮込む。
④薬膳効果の高いスパイスを調合
厳選した薬膳効果の高い20種類以上のスパイスを独自に調合。
更に、各種調味料を加えてじっくり旨みを溶け込ませる。
⑤数日かけて冷温熟成
その後、煮込み終わったカレーを数日かけて冷温熟成することで、まろやかでコクのある、奥深い味わいが形成される。
⑥完成!
(100時間カレー公式HPより)

とても手間暇をかけて完成させたカレーのようですね。

そしてこのカレーは、日本一カレー屋がひしめく街として知られる神田神保町(東京都千代田区)エリアで開催される日本最大のカレーイベント「神田カレーグランプリ」で2冠を達成しています(→神田カレーグランプリ公式HP)。

輝かしい実績とインパクトの強いネーミング。でも、あまり聞きなれないなぁと思っていたら、それもそのはず、全国展開しているにもかかわらず大阪には「セブンパーク天美店」(松原市)と「あべのキューズモール店」のわずか2店舗しかありません。

オープン後は、大阪の希少な1店舗が「イオンモールりんくう泉南店」となるわけです。


「あべのキューズモール店」で食べてみた

オープン前にその味をぜひみなさんにお伝えしたいと思い、阿倍野にやってきました。「あべのキューズモール店」は、あべのキューズモール3階のフードコートにお店があり、店構えはこれに近い感じになるのかな? と想像します。

「あべのキューズモール」3階フードコート
「あべのキューズモール」3階フードコート

「100時間カレー」あべのキューズモール店
「100時間カレー」あべのキューズモール店

メニューは左から「バターチキンカレー」「牛肉と玉ねぎのカレー」「とろとろ卵のオムカレー」「手仕込みチキンカツカレー」「とろとろ卵のオムカツカレー」「半日分の野菜カレー」「ホロっと煮込んだ牛すじカレー」など。

ほかにも、季節限定カレーやお子様プレートもあり、その内容は多彩です。

提供スタイルは店舗によって異なります
提供スタイルは店舗によって異なります

目に飛び込んできた「名物!」の文字。

「とろとろ卵のオムカツカレー」ハーフ759円(税込)/レギュラー1199円(税込)
「とろとろ卵のオムカツカレー」ハーフ759円(税込)/レギュラー1199円(税込)

「とろとろ卵のオムカツカレー」は、プラス55円(税込)でチキンカツをロースカツに変更できるようです。
ほとんどのメニューがハーフサイズを選べるのもうれしいポイント。
ですが、今回はレギュラーサイズをオーダーしました。

黒いデミグラスソースのようなまったりとした見た目と濃く深い香り。そしてほんのりとスパイシーさも感じます。

“玉ねぎ、人参、にんにく、生姜、トマト、リンゴ、バナナ、マンゴー等の香味野菜と果物を飴色になる迄ひたすら炒め、牛を香草やセロリと一緒にトロトロになるまでじっくり煮込む” とあったように栄養成分が凝縮された「薬膳ペースト」のようです。

まったり
まったり

カレーは注文時に辛さ控えめの「オリジナルカレー」or中辛の「スパイシービーフカレー」のどちらかを選べます。わたしが選んだ「オリジナルカレー」は、洋食屋の“欧風カレー”のような味わいで、なめらかな舌触りと滋味深い旨味が特徴です。濃く深く甘い。そして懐かしさを感じるカレーです。

チキンカツはサクサクふわふわでスプーンでカットできるやわらかさ。子どもやシニアでも食べやすいと感じます。チキンカツとオムライス、そしてカレー。主役級が勢ぞろいした贅沢な一皿は、まさに洋食の王道。
すべてメインにもなり得る美味しさで、最後まで食べ飽きることなくお腹を満たしてくれました。

9月24日(火)オープン!


取材を進めていく中で、9月24日(火)にオープンすることが判明しました。

店舗により取り扱いメニューが異なるため、「イオンモールりんくう泉南店」のメニューを教えていただきました。
貴重なオープン前情報です。

・プレーンカレー
・牛肉と玉ねぎのカレー
・ハングリーカレー
・手仕込チキンカツカレー
・手仕込三元豚ロースかつカレー
・半日分の野菜がとれるカレー
・バターチキンカレー
・とろとろ卵のオムカレー
・とろとろ卵のオムカツカレー
・ホロっと煮込んだ牛すじカレー
・お子様プレート

提供スタイルは「あべのキューズモール店」とは異なります。
メニュー写真、その他詳細は「100時間カレー」公式HP(外部リンク)をご確認くださいね。

スパイスカレーブームも久しく、まろやかな欧風カレーがとても新鮮に感じます。
刺激は少なく、子どもでもシニアでも食べやすい“優しいカレー”です。

イオンのフードコートに“カレー”が来る!
オープンまであと少し。どうぞお楽しみに!

【基本情報】
店名:「100時間カレー」イオンモールりんくう泉南店
9/24(火)オープン予定
公式ホームページ(外部リンク)
住所:泉南市りんくう南浜3-12 イオンモールりんくう泉南2F (フードコート内)
営業時間:10:00~21:00
定休日:なし
取材協力 株式会社 アークス 越川 耐 様
*取材内容は当時のものです。詳細は公式HPをご確認ください。

ライター(泉南市・泉佐野市)

なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちの町のちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。皆様の日常がもっともっと楽しくなりますように。

旅する日々の記憶と記録。matka08の最近の記事