大谷とジャッジが迫る「400塁打」と「100長打」を同じシーズンに記録した選手は何人いるのか
今シーズン、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、391塁打と94長打を記録している。アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、379塁打と92長打だ。2人とも、400塁打と100長打に到達する可能性がある。
塁打は、単打×1+二塁打×2+三塁打×3+本塁打×4。長打は、二塁打+三塁打+本塁打だ。
大谷は、90単打×1+34二塁打×2+7三塁打×3+53本塁打×4=90塁打+68塁打+21塁打+212塁打=391塁打と、34二塁打+7三塁打+53本塁打=94長打。ジャッジは、84単打×1+36二塁打×2+1三塁打×3+55本塁打×4=84塁打+72塁打+3塁打+220塁打=379塁打と、36二塁打+1三塁打+55本塁打=92長打だ。
この2人に次いで多いのは、どちらも、ボビー・ウィットJr.(カンザスシティ・ロイヤルズ)。369塁打と88長打を記録している。単打が118本、二塁打が45本、三塁打が11本に、ホームランは32本だ。
これまで、400塁打以上は延べ29人、100長打以上は延べ15人を数える。いずれも、2001年の4人を最後に途絶えている。
過去3シーズンの大谷は、2021年が318塁打と80長打、2022年が304塁打と70長打、2023年は325塁打と78長打。ジャッジは、2017年が340塁打と79長打、2022年は391塁打と90長打だった。それらのシーズンと今シーズン以外は、300塁打と70長打に届いていない。
同じシーズンに400塁打以上と100長打以上は、2001年の4人を含め、延べ13人が記録している。ルー・ゲーリッグ、チャック・クライン、トッド・ヘルトンは、2度ずつだ。
シーズン60本塁打以上の延べ9人中、そのシーズンに400塁打以上と100長打以上は、2001年のバリー・ボンズとサミー・ソーサの2人だ。例えば、1998年に70本塁打のマーク・マグワイアは、383塁打と91長打。ホームラン以外の安打は、単打が61本と二塁打が21本で、三塁打はなかった。
ここから、レギュラーシーズンが終わるまでに、ドジャースとヤンキースは、それぞれ、6試合を行う。