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核合意への道/イラン・アメリカ関係の軌跡(1)-イラン・コントラ・ゲート

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

この7月に合意されたイランと諸大国の間のイランの核開発をめぐる包括的な協定は歴史的な意義を持つ。今回の合意は、1972年のアメリカのニクソン大統領の北京訪問が、その後の東アジア情勢に与えたのと比肩するほどの衝撃を今後の中東情勢に与えるだろう。いかにして、この合意は達成されたのだろうか。この交渉の一番重要なプレイヤーであったアメリカとイランの交渉の長い道程を振り返りたい。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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