寒い冬を越え、温かい気候の日も増えつつある今日このごろ。この時期になると「そろそろかな？」と気になるのが桜の開花ではないでしょうか。

個人的にも、小田原に移住してから一番好きな季節は断然「春」と言えます！（ただしツラい花粉症を除けば…）そして、王道ではあるものの、やはり小田原城の桜を見逃すわけには行きません！　今回はこれまで撮影した写真を元に、小田原城周辺の桜をご紹介します。満開を目前に控え、これからが本番となる前に、ぜひチェックしてくださいね。

さて、その前に最新の開花状況を確認してきました。木によっては開花が進んでいるものもありましたが、全体的にはざっと3分〜5分咲きといったところでしょうか。（2023年3月22日現在）いい感じに桜の蕾が膨らんでいますね。

それでは実際にお城周辺の桜をご紹介していきます。小田原城は、一周が約2キロ弱。入り口は4箇所あります。小田原駅東口からだと、城内まで最短徒歩5分程度で到着します。まずはその最短ルートから。

小田原駅東口を出て右に向かい、「ミナカ小田原」という商業施設を過ぎると「旭丘高校前」というT字路の交差点があります。高校に沿って右に進みカーブを超えると城内への北入口があります。

入り口を進むと、ちょうど真横からの角度でお城が見えてきます。この時の写真では少し葉桜にはなってしまっていましたが、天守閣と桜の景色を見ることができます。混雑時は駅からも最短ルート且つ正面から入るよりは比較的混雑を避けて歩きやすいかもしれません。

ここから緩やかな坂をそのまま直進し、お城正面の方に向かうことができます。お城前の広場も桜に囲まれており、週末には出店なども出ていることがあり、満開の時期にはひときはにぎやかになります。

ぐるっとお城に沿って下り坂の通路を降りると、「こども遊園地」が見えてきます。こども遊園地内には豆汽車が走っているので、桜と豆汽車のコラボも見ることができますよ。

また遊園地内からの、お城と桜の景色も素晴らしいです。豆汽車に乗車しながら桜とお城を眺めてもいいかもしれません。乗車運賃は80円で2周できますよ。（こども遊園地は営業時間や休園日をご確認ください）

遊園地内中央にも桜が咲いており、テーブルと椅子が設置されている場所もあります。お城前の広場にもテーブルと椅子の設置はありますが、もしかするとこちらの方が穴場かも？

遊園地を出て右側、坂を降りて行くとこのような感じで、まだまだ桜が続きます。こちらも幅のある通りなので、お堀沿いの歩道よりは比較的ゆったりと桜を眺めながら歩くことができます。

そのまま南入口から城内を出てお堀沿いを歩きます。このようにお堀沿いの歩道は桜のトンネルとなります。

お堀の石垣と桜も絵になりますよね。

そのままお堀に沿って、小田原駅方面に歩いて行くと、少し離れたところからのお城を見ることができます。桜に囲まれたお城はやはり素晴らしく、これぞ「日本の春」を感じさせます。

そのまま進んで行くと、お堀にかかった赤い橋（学橋）が見えてきます。この橋の赤がまた良い差し色になります。

いかがだったでしょうか？　今回は小田原城址公園を半時計周りに進みながら、美しい桜風景をご紹介しました。

またこの時期は、天守閣開館時間の延長や公園内のライトアップなども実施しているので、桜に加え、いつもの小田原城とは少し違った風景を楽しむこともできますよ。（期間や時間帯などの詳細は上記リンクからご確認ください。）

あと数日、満開に向けてぜひお出かけしてみてくださいね。